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日本一わかりやすい「文節」と「単語」の区切り方 | 定額個別の櫻学舎

中学校1年生になったAくん、国語の授業で初めて「文法」の授業を受けました。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] 先生、今日学校の国語の授業で「文法「」に入りました。でもよくわかんなかったです・・・[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]そっかぁ、今日はどんな授業だったの?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] 「文」を「文節」と「単語」に分ける授業でした。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]よーし 😆 、最初から丁寧にいくで![/speech_bubble]

文節とは文を発音上不自然にならない程度にできるだけ短く切った一区切り

ちなみにwikipedia先生によると・・・

文節(ぶんせつ)とは、日本語の文法(文語体ならびに現代語文法)において、文をどんどん細かく区切っていったとして、実際の言語としてはそれ以上に分けることができない個々の部分、として扱われる単位である。また音声言語的にも区切ることなくひとつらねで発音される単位である。言語学と用語に少しズレがあり、言語学でいう「語」に近い。

【wikipediaより抜粋】

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]wikipedia 先生は相変わらず堅いな(笑)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] でもやっぱりピンときません[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]そうだよね・・・じゃあ具体的にみてみようか!Aくんは「文節分け」って学校で習った?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] あ、今日習いました!「ネ」を入れながら、意味がわかる程度に区切っていくんですよね。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]その通り!じゃあさっそく問題ね[/speech_bubble]

「昨日俺は弟と公園に行った」を文節にわけよ。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] 昨日「ネ」俺は「ネ」弟と「ネ」公園に「ネ」行った「ネ」だから・・・[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]うんうん、つまり?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] 文節は【昨日】【俺は】【弟と】【公園に】【行った】の5つです![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]おぉ、完璧だ「ネ」 🙄 [/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] ・・・。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]さぁ、次は今分けてもらった「文節」をもっと細かく区切っていこうか。[/speech_bubble]

単語とは文節をさらに細かく区切って、ことばの意味を失わない程度にまで分けたもの

ちなみにちなみにwikipedia先生によると・・・

単語とは、言語の構成単位の一つであり、一つ以上の形態素からなる。単語が集まることで句、節、文が作られる。

【wikipediaより抜粋】

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]定義は取り敢えず置いておこうか!(笑)[/speech_bubble]

「昨日俺は弟と公園に行った」を単語にわけよ。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”] 単語・・・?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]じゃあ、さっきの5つの文節それぞれに注目して辞書で調べるつもりで区切るとどうなるかな?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]【昨日】って辞書に載ってますよね? ってことはこれは区切れないから【昨日】![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]そうそう!その調子 🙂 [/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]【俺は】はそのまま辞書には載っていないな、【俺】【は】で区切るんですか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]素晴らしい 😉 [/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]【弟と】も、【弟】【と】で区切るでしょ![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]【公園に】も、【公園】【に】で区切る![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]【行った】はそのまま・・・?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]【行った】で調べると辞書で出てくるかな?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]でてきませんでした 😥 【行く】だったらあるんだけど・・・[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]そう、実は【行った】【行く+た】と考え【行っ】【た】で区切るのが正解なんだよ![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A くん”]まとめると、【昨日】【俺】【は】【弟】【と】【公園】【に】【行っ】【た】ですね![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]そうだね 🙂 そしてまさにこれが単語に分けるということなんだよ! [/speech_bubble]

「昨日俺は弟と公園に行った」を文節と単語にわけよ。

文節に分けると

【昨日】【俺は】【弟と】【公園に】【行った】

単語に分けると

【昨日】【俺】【は】【弟】【と】【公園】【に】【行っ】【た】

まとめ

文節とは文を発音上不自然にならない程度にできるだけ短く切った一区切り

単語とは文節をさらに細かく区切って、ことばの意味を失わない程度にまで分けたもの

という「文節」「単語」の定義よりも

文節に分けるときは

「ネ」をいれて自然に切れるところで区切る!

単語に分けるときは

それぞれの文節に注目し、国語辞典で調べたとき載っているもので区切る!

 

を徹底すべし!

例題 「明日は雨が降ると思うよ」を文節と単語に分けよ。

解答・解説

文節

明日は「ネ」雨が「ネ」降ると「ネ」思うよ「ネ」と区切ることができるので

 

【明日は】【雨が】【降ると】【思うよ】

 

単語

【明日】【は】【雨】【が】【降る】【と】【思う】【よ】

 

 

 

 

 

 

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