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- 500人以上の生徒を見てきたから言える、成績が伸びる子と伸びない子の質問の仕方の違い
- 2016/04/17 お知らせ
500人以上の生徒を見てきたから言える、成績が伸びる子と伸びない子の質問の仕方の違い
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【成績が伸びる子と伸びない子の質問の仕方の違い】
成績が伸びる子と伸びない子の決定的な違いがあります。質問の仕方です。
Aさんの場合
先生、この問題解答見るとこう解いててそれは理解できたのですが、自分なりに考えて出した私の解き方を見てもらえませんか?
Bさんの場合
質問の仕方一つで勉強の仕方が顕著に出ます。
大切なのはその問題に対して自分なりにどうアプローチしたかであり、
同じ問題を解いていても全く異なる学びになります。
[x+1,xが互いに素であることを証明せよ]
5分後
でもやっぱりわからないものは、わからない!5分考えても何も出てこなかったのですが・・・
xに具体的に数字を入れてみました。2を代入すると、2,3で互いに素の関係になるし、14とかを代入しても14,15となって確かに互いの素の関係になりました。
(なるほど、この子は互いに素の意味はちゃんとわかってるんだな)
互いに素って最大公約数が1になる関係ですよね?でも互いに素であることをどう言えばいいかわからなくて・・・
そっか、そこで引っ掛かってたんだね。互いに素であることを証明するためには、2つの整数の最大公約数を文字で置いて、それが1であることを証明すればいいんだよ!
ってことは、最大公約数が1以外を持つと仮定すればいいってことですか?
何も考えずに初めから投げ出すより、よっぽどいいのです。その問題のどこがわからなかったかを明確にできたから。
まず大切なのは自分は何がわからないのかを知ること。
さっきの問題の例でいくと、Bさんは互いに素であることを証明するためにどう始めていいかわからなかった。でも背理法を使って2つの整数の最大公約数が1であることを証明すれば良いことがわかった。
「解けない」には必ず原因があります。その原因を本人が把握し、そのポイントを解決していけば、必ず力がついていきます。そして教える側の私もこの子はこの問題の何がわからないのか、把握できます。
しっかり問題に向き合えば、自ずと質問の仕方が変わってくるのです。
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