• 2018/01/30 中学生 国語 小学生 高校生

    国語は勉強しなくていいの?!

  • 中学生 国語 小学生 高校生

こんにちは。櫻學舎の石川です。

櫻太郎
先生、僕国語が苦手です。
日頃はどんな勉強しているの?試験前は??
櫻太郎
特に何もしていません・・・
それじゃあ点数あがらないよ!!

とは言っても、私自身国語の勉強法がわかったのは指導を始めてからです。

小学生から国語が苦手で成績もA~Cの成績で一番悪いCを取り続けていました。
「なんで点数がとれないんだろう」と親も困っていたようです。
どんなにがんばっても伸びない科目でした。
高校まで苦手は続きます。

今考えれば、勉強もしていないし、問題を解くコツもしらないでやっていたのですから成績が上がるはずなんてないんですよね。

国語の勉強を侮ることなかれ!

英語は単語を勉強します。数学は計算を練習します。

あれ?国語は??

太郎くんのような生徒は実はたくさんいるのです。

定期試験勉強はワークを解いて終わり。
実力テストの対策はなにも勉強しない。

果たしてそれで点数とれるのでしょうか?

国語が苦手なのは当たり前なのです!!何もやっていないのですから。

国語の勉強を侮ってはいけません!!

国語は日本語ですよね?
すべての教科に通ずるんですよ。

つまり国語が苦手な子は、日本語で入試問題が出題されているので致命的だと言えます。

日本語が分かる→問題の意図がわかる→正解が書ける→点数があがる

逆を言うと

日本語が分からない→問題の理解が不十分→不正解

になってしまっているのです。

または、「国語の点数の差があるんです。点数が良い時と悪い時の差が激しくて・・ ・」

これも問題の理解の不十分で偶然解けた問題・外れた問題があることが原因です。

感覚で解いていくとこの傾向が強く現れます。

各教科の点数が伸び悩んでいる方、読み違いでミスしている問題はありませんか!?

国も国語力強化に向けて動いている!?

実は文科省の方でも国語教育に力を入れる動きが強まってきています。

学習到達度調査が2015年に実施されました。

http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2015/01_point.pdf

この調査は義務教育修了段階の15歳児の生徒が持っている知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する 課題にどの程度活用できるかを評価するもので、科学・数学分野は OECD加盟国(35か国)の中で、世界1位なのに対して読解力分野は35か国中6位です。2012年は1位だったのですが、下がってしまいました。

これを受けて、読解力の強化を国が目指しています。

実際に文科省でも2017年に次期指導要領改訂案を公表しました。

http://www.sankei.com/life/news/170214/lif1702140028-n1.html

ここには小学校高学年での英語教科化に加えて国語教育と連携していくということが盛り込まれています。
まず、母国語を大切にするという動きも出てきているのが現状です。

次回の2020年の学習指導要領小学校改訂にはもっと国語力・読解力が注目されていくでしょう。
文部科学省の発表に注目していきたいですね。

国語は点数取りやすい科目!!

 

「国語は答えがいっぱいあって自分で書いた答えがあっているかわからない。丸付けが難しい教科である。」

逆に言えば
キーワードが入っていれば部分点がもらえる!または正解になる科目

 

私が国語の担当をした際にはまず話をします。

「苦手でも。わからなくても記述を含めて空欄を作らないようにしてください」

生徒はなんとか書きます。するとキーワードは書けているんですよね。
そうなると部分点がそれだけで上がります。

だから、私が授業で解説する前に少しは点数が上がっているんです。
そこからコツを話していきます。

 

英語の単語・数学の計算と同じように読解問題だってトレーニング方法があるんです!

これから何回かに分けて読解問題のトレーニング方法を説明していきたいと思います。

お楽しみに!

本日もありがとうございました!
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!疑問点があればいつでも質問してください!原則24時間以内には返信します!勉強以外の悩みでも、何でもご相談ください!
  

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