• 2020/09/13 オススメ

    コロナに効く食べ物!?

  • オススメ

1. コロナに負けず免疫力を上げよう!

 

今年の冬から、新型コロナウイルスが日本でも流行し始め、数々の芸能人の方々が犠牲になったのをニュースで見た方も多いのではないでしょうか。

また、オリンピックが延期になったり、学校が休校になったりと身近にも影響は見られたと思います。

宮城県内でも毎日毎日、感染者数の増加が報告され、収束するには、まだまだ時間がかかりそうですね…

世界的にも、大きな影響力をもたらす新型コロナウイルスですが、治療薬やワクチンもいつまでに開発ができるのか目途が立っていません。

手洗いうがいやマスクの着用、手の消毒が予防策として有名ですが、他にも、免疫力の向上として食事や睡眠、運動も大切な予防策の一つです!

その中でも今回は、食事に注目したいと思います!

また、新型コロナウイルスは感染しても約80%が軽症で、その多くが無症状感染者であることが分かっています。しかし、その一方で、重傷化したり亡くなる人もいます。この違いは免疫力(自身の体内のウイルスと戦う力)の差だといわれています。

これから紹介する食材を食事に取り入れることで、ウイルスに負けない体づくりをしましょう!!

特に受験生必見です!!

2. 免疫力を上げる腸内細菌

免疫力を上げるといっても、実際どういう仕組みなのでしょうか。

少しタイトルとは話がずれますが、解説してから話を続けたいと思います。

免疫には細胞が大きく関わっており、その細胞のことを免疫細胞といいます。免疫細胞の70%が腸に集まっています。そして、免疫細胞を活性化(よく働くようにすること)させるのは腸内細菌です。つまり、腸内細菌が多いと免疫細胞がより一層活性化され、強い身体をつくるのです。

これから紹介する食べ物は、主に腸内細菌を繁殖させるのに良いものや腸内細菌を含む食べ物です。

2.1 負けない身体をつくる食べ物

食事の6割を野菜類、豆類、果物類、全粒穀類(玄米や五穀米)などの植物性食品にすると、腸内細菌が繁殖するといわれています。

・発酵食品

発酵食品には、納豆菌やビフィズス菌などの多くの腸内細菌が含まれています。効率よく免疫細胞を繁殖させることができます。

 

例)納豆、ヨーグルト、チーズ、みそ、漬物、キムチなど

 

・ビタミンA(βカロテン)含む食べ物

ウイルスを最初にキャッチする場所は鼻やのどなどの粘膜です。

ビタミンAにはそれらを正常に保つ性質があるため、しっかりと摂取することで、体内に持ち込まないということができます。

 

例)にんじん、モロヘイヤ、大葉、焼きのりなど

 

・不動のスタミナ食材「にんにく」

「風邪予防にはにんにく!」とよく言いますよね。

それは本当で、にんにくには硫化アリルという成分が含まれており、にんにくの匂いや辛みを生み出しているものです。これが体内に入ると、アリシンという成分にかわります。アリシンは抗菌作用が強く、ウイルスや細菌を退治してくれます。また、高いがん予防の効果があるといわれています。

 

・内臓温度を上げる「ショウガ」

ショウガもにんにくと同様、回復食材として知られていますよね。風邪をひいたときなどに、生姜湯を飲んだり、ショウガを食べたりする人は多いのではないでしょうか。

ショウガの特徴として、食べた後に体がポカポカしてきますよね。その効果がとても重要で、「内臓温度が1℃下がると、免疫力が30%下がる」といわれているくらい、内臓温度の高低は免疫力に影響しやすいといわれているため、内臓温度を高い状態で維持することは非常に重要なことなのです。

 

2.2 飲み物編

・緑茶

緑茶にはカテキンが何種類も含まれていますが、そのなかでもエピガロカテキンガレート(EGCG)には、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスに対しても“抗ウイルス作用”があるといわれています。EGCGは低温よりも、80℃くらいのお湯に対して最も抽出されやすいので、熱湯には気をつけましょう!

 

・紅茶

紅茶に含まれる、紅茶ポリフェノールのテアフラビンには、ウイルスの感染力を弱める働きがあります。しかし、ミルクを入れてしまうとこの働きが機能しなくなってしまうので、ストレートかレモンを入れることをお勧めします!

 

 

3. 注意!?気を付けたほうが良い食べ物

逆に気を付けたほうが良い、免疫力を下げる食品も紹介したいと思います。

それは、加工食品です。ハムやソーセージ、かまぼこなどに含まれる、保存料のソルビン酸は、細菌の増殖を止める作用があり、日常的に取り入れ続けると、腸内細菌が減っていってしまいます。

他にも、小麦粉を含む、ラーメンやパスタ、うどんにも注意が必要です!

小麦粉に含まれるグルテンというたんぱく質は、小腸でゾヌリンという物質を分泌させます。ゾヌリンは、増加すると細胞の結合を緩ませ、腸壁に小さな穴をつくってしまいます。そこから栄養素が流れ出てしまうことで炎症を起こし、免疫力が低下してしまいますので気を付けましょう!

4. まとめ

これからの季節は、コロナだけではなく、インフルエンザの流行も懸念されています。

特に受験生のみんなは、免疫力を上げる食材を食べて、ウイルスに負けない身体をつくり、勉強に集中できる強い身体をつくりましょう!!

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