小学6年生のAくんから櫻學舎にLINEが届きました。
たとえば
$$ \frac{3}{2} $$
の逆数(分母と分子をひっくり返した数)は
$$ \frac{2}{3} $$
ということですね!かんたんでしょ 😎 どんどんいきましょう。
$$ \frac{1}{4} の逆数は?$$
$$ これも分母と分子をひっくり返せばいいので \frac{4}{1} = 4 $$
$$ 2 の逆数は?$$
$$ 2 は分数で表すと \frac{2}{1} と表せるので逆数は \frac{1}{2} $$
さぁ発展問題です。0 の逆数はなんでしょう?
これを聞くと 10 人中 7 人くらいは「 0 」と答えますが、答えは「なし」
これを確認するために、逆数を別の角度からみてみましょう。
$$ \frac{3}{2} の逆数は\frac{2}{3}でしたね$$
この2つを掛けると
$$ \frac{3}{2} ×\frac{2}{3}= 1 $$
つまり逆数とは掛けて 1 になる数と考えることもできるのです。
では 0 に何を掛けると 1 になるでしょうか?
そう、ないんです。だから 0 の逆数は「なし」になるわけです。
逆数を求める場合は分母と分子をひっくり返せばよい!
逆数とはその数に掛けて1になる数。だから「0」の逆数は「なし」!
今日はこの2つを押さえましょう 😆
練習問題
(1)$$ \frac{5}{2} の逆数を求めなさい。$$
(2)$$ \frac{1}{3} の逆数を求めなさい。$$
(3)$$ 0 の逆数を求めなさい。$$
解
(1)$$ \frac{2}{5} $$
(2)$$ \frac{3}{1} = 3 $$
(3)$$なし$$