みなさんこんにちは!講師の大沼です。
最近はすご~く寒いですけど、体調を崩してはいないでしょうか?
秋はどこへ行ったのやら、自宅では早くもコタツが引っ張り出されました。
さて今回は、参考書がテーマです。
以前、下のような参考書についての記事を書きました。
※ここに以前の参考書記事のリンクをお願いします※
上の記事のほとんどは僕個人の意見です。
そこで「そういえば櫻學舎の先生方はどんな参考書を使ってたんだろう?」と考え、今回聞いて回ってみました!
題して、「櫻學舎講師が選ぶ“最強”の参考書!!」
今回僕は櫻學舎の先生方に「あなたが思う最強の参考書は何ですか?」という質問をし、文系理系分けて一冊ずつ参考書を挙げてもらいました。
今回は選んでいただいた参考書を読者のみなさんに大公開してしまおうという記事です!
さっそく参考書を紹介したいと思いますが、その前に一つだけ約束事を書きたいと思います。それは
参考書は、絶対に一度「手に取って」から選ぶこと
これは絶対に守ってください。このサイトを見ただけ、Amazonの評価を見ただけでネットで買うことは絶対にやめてください。本屋で一度手に取ってみてから選んでください。そのため今回の紹介記事も僕からのコメントは最小限にとどめました。ぜひみなさんに確認してから購入していただきたいのです。
その理由はズバリ、「参考書は結局自分にとって使いやすいのは一番」だからです。
例えば今回の記事に『古文単語ゴロゴ』という古文単語帳が載っていますが、正直僕にはあまり合わなかったです(その一つ上の単語帳が”僕に合った”単語帳でした)。
このように、絶対に自分の手でさわってから選んでください。
今回の記事を書いた理由は、決して「これを買えば勉強は大丈夫!」と思っていただくためではありません。星の数ほどある参考書を選ぶという大変な作業のお手伝いになればという思いで書きました。
皆さんの参考書選びが少しでも良いものになることを祈って、紹介していきたいと思います!
(なおコメントがついている参考書とついていない参考書があります。ご了承くださいm(__)m)
※画像はAmazon.co.jpから引用※
※画像クリックでリンクに飛びます※
国公立対策の問題集です。数ある問題集の中でも「解答解説」の完成度がずば抜けており、”現代文の記述問題”という普通は1人では難しい勉強もできるようになります。
この問題集の良いところは難易度が1~6まで細かく分けられていること。自分のレベルに合わせた問題を集中的に解くことができます。
言わずと知れたマドンナ古文シリーズ。
『マドンナ古文』は古文の基礎の基礎を易しく解説しています。問題演習と併せてつかうと〇。
『マドンナ古文単語』では、きちんと関連語句まで押さえましょう。まず230の基本語句を完璧にして、関連語句に行くのが定石です。
ステップアップノートシリーズは全体的におすすめですが、古文漢文からひとつづつ選ぶとすれば画像の2冊です。文法・句形基礎を固めるうえでは外せない2冊です。
筆者(大沼)のオススメ単語帳です。一見シンプルな単語帳ですが、タイトルにある「Key & Point」という部分が最高です。古文単語の”ふんわりとしたニュアンス”が「Key & Point」という欄に書いてあります。”一つの語句にいくつもの意味が込められている”古文単語を覚えるには最適です。
普通の単語帳とは一味も二味も違う単語帳です。「語呂合わせ」に特化しており、収録単語数も十分です。ただ徹底的に語呂合わせで覚えることを繰り返すためかなり好き嫌いがわかれます。
ハマれば強いが合わなければとことん合わないという問題児。買う際にはご注意を。
漢文で大切なのは「単語」と「句形」を覚えることに尽きます。句形についてここまでシンプルに見やすくまとめられている参考書はなかなかないです。単語についても書いてありますが少々足りないかなという印象。
「これを覚えれば解ける!」と堂々と宣言しており、そういう意味では勉強がしやすいです。
ただ、本当にこの本を覚えただけで入試漢文が完璧かというと、そうでもないようです(体験談)。
しかし、漢文のエッセンスが詰まっているので押さえておきたい参考書の1つです。
正直文法・語法の参考書は数多くあり、内容的には大きな差がないような印象です。ただ文法・語法はかなり情報量も多く、本を開く機会も多いので「見やすい」「自分が理解しやすい」ということがより重要ポイントになるかなと思います。
下の3つはどれも使っている人は多いなという印象です。まずはこの3冊から選び始めるのが無難かなあと思います。
単語帳も同じく、自分にとっての見やすさが大事になります。英単語の量は膨大でこの単語がこっちの単語帳には載っているがこっちには載っていないと言い出すとキリがないですし、重要英単語ならほぼすべての単語帳が網羅していますから安心してください。
また見やすさのほかに「携帯のしやすさ」も重要かなあと思っています。単語帳は空き時間に使えるものであるので、本が大きすぎたりすると不便に感じるかもです。
また、本気で英単語を覚えるならば、(お金はかかりますが)CDも併せて手にしてほしいなと思います。やはり「目から」覚えるよりも「目+耳から」覚えるほうが頭に入ります。
「手短な長文を読みながら単語を覚える」という、通常の単語帳とは一線を画した単語帳です。僕は長文があるほうが頭に入りやすかったのですが、友人はかえって長文があると余計なことまで頭に入ってしまうと言っていました。これも結構好みがわかれるので要注意。
国公立を受ける場合英作文が必要になります。この2つは僕自身高校の先生からおススメされました。英作文というとなかなか自分で勉強するのが難しいですが、この2冊があれば大丈夫です。一度手に取っていただきたいなと思います。
採点基準についてもかなり親切に書いてありますが、英作文を解いた後に先生に見てもらう、というやりかたでもいいかもしれません。
黄色い表紙が目立つ”よく分かるシリーズ”は、とにかく持っている人が多いですね。
地理担当の講師の方に進めて頂きました。
教科は違いますが、僕も倫理政経のよく分かるシリーズを持っていました。自分に合うかどうかは使ってみないと分かりませんが、「多くの人が使っている」というのはその本を選ぶ十分な理由になりそうです。なんてったって、多くの人が「これは自分に合う」と思っているわけですから!検討の価値ありです。
最後に紹介するのは僕がおすすめする2冊の日本史参考書です。ぱっと見は固そうな感じですが内容はポップでとにかく見やすい!教科書の中の特に重要なことがきれいに網羅されているので、教科書にプラスして読むという意味で本当の”参考書”と呼べるものだと思います。
ここまで文系の参考書を紹介してきました。次回は「理系」の参考書をご紹介したいと思います。
それでは最後にもう一度言います。
参考書は、絶対に一度「手に取って」から選ぶこと
読んでくださりありがとうございました!