みなさん、こんにちは!!卒業生の田中です!!
年が明け、二月に突入し、まだまだ引き続き、厳しい寒さとなっていますが、いかがお過ごしでしょうか!(/・ω・)/
私の大学では、私立大学推薦受験が終わると同時に、黙々と新入生を迎える準備が始まり、サークルや部活動のメンバーは、新入生を呼び込もうと、SNSなどでの各自の宣伝や広告の作成が始まっています!!
大学の新入生のみんなは、ぜひ、色んなサークルをチェックしてみてください~(`・ω・´)ゞ
さて、今日は、私がYouTubeを見ているときに見つけた、面白いなと思った話題を話していこうかなと思います!
皆さんは、太宰府の「走れメロス」を読んだことがありますか?
よく、教科書に掲載されているので、学生時代に読んだことがある人は多いのではないでしょうか(=゚ω゚)ノ
今回は、その、「走れメロス」に関するお話です!!
内容いまいち覚えてないよーって人は、以下のウィキペディアさんのあらすじを見てみましょ(/・ω・)/
覚えてるよーって人は飛ばしてオッケーです!!
純朴な羊飼いの青年メロスは、16歳になる妹の結婚のために、必要な品々を買い求めにシラクスの町を訪れたが、町の様子がひどく暗く落ち込んでいることを不審に思い、市民に何が起きているのかを問う。そしてその原因である、人間不信のために多くの人を処刑している暴君ディオニス王の話を聞き、激怒する。メロスは王の暗殺を決意して王城に侵入するが、あえなく衛兵に捕らえられ、王のもとに引き出される。
人間など私欲の塊だ、信じられぬ、と断言する王にメロスは、人を疑うのは恥ずべきだと真っ向から反論する。当然処刑されることになるが、メロスはシラクスで石工をしている竹馬の友で親友のセリヌンティウスを人質として王のもとにとどめおくのを条件に、妹の結婚式をとり行なうため3日後の日没までの猶予を願う。王はメロスを信じず、死ぬために再び戻って来るはずはないと考えるが、セリヌンティウスを処刑して人を信じることの馬鹿らしさを証明してやる、との思惑でそれを許した。王城に召されたセリヌンティウスはメロスの願いを快諾し、縄を打たれる。
メロスは急いで村に帰り、誰にも真実を言わず妹の結婚式を急ぎ、夫を信じて誠心誠意尽くすように言い含め、式を無事に終えると3日目の朝まだき、王宮に向けて走り出す。難なく夕刻までに到着するつもりが、川の氾濫による橋の流失や山賊の襲来など度重なる不運に出遭う。濁流の川を懸命に泳ぎ切り、山賊を打ち倒して必死に駆けるが、無理を重ねたメロスはそのために心身ともに疲労困憊して倒れ込み、一度は王のもとに戻ることをあきらめかける。セリヌンティウスを裏切って逃げてやろうかとも思う。しかし、近くの岩の隙間から湧き出てきた清水を飲み、疲労回復とともに義務遂行の希望が生まれ、再び走り出す。人間不信の王を見返すために、自分を信じて疑わない友人の命を救うために、そして自分の命を捧げるために。
こうしてメロスは全力で、体力の限界まで達するほどに走り続け、日没直前、今まさにセリヌンティウスが磔にされようとするところに到着し、約束を果たす。セリヌンティウスに、ただ1度だけ裏切ろうとしたことを告げて詫び、セリヌンティウスも1度だけメロスを疑ったことを告げて詫びる。
そして、彼らの真の友情を見た王は改心し、2人を釈放する。(ウィキペディア)
といったような話の流れです!!
子供向けに書かれた作品とされているため、言葉遣いや描写背景、文体が易しく、突っかかることなく、読みやすいのが特徴です。
だから、よく教科書に載っているのかもしれませんね!
また、同じ言葉を繰り返したり、語尾で韻を踏ませたりすることで、スピード感やリズム感を生み出すことや、極限まで省略することで、一文を短くし、軽い文体を作り出しているのもこの作品の魅力の一つです。
やっっっっと本題です(笑)
この作品は、ラストスパートにかけた描写が一番の見どころとなっています。
特に、メロスが全力で走っているシーンでの、「速く走る」という描写を太宰府が表現した、「少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も速く走った」この一文。
この一文について、研究した人がいます。空想科学研究所の柳田先生という方です。
「走れメロス」の舞台の町である、シチリア島は北緯37度。
太陽は動いていないため、太陽のスピードは地球の自転の速さ1300 km/hだといえます。
つまり、「少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も速く走った」この一文を速度で表すと、
① 太陽スピード=地球の自転=1300 km/h
② その10倍の速度=1300km×10倍=マッハ11 /h となります。
マッハ11/hを身近なもので表すと、特別急行列車、のぞみ号の44倍のスピードです。
といっても、いまいちピンときにくいですよね(; ・`д・´)
もっと、わかりやすく、100mを何秒で走るか見てみましょう!!
ちなみに、人類最速の男、ウサイン・ボルト氏は100mを9秒69で走ります。
そして、この作品の主人公、のぞみ号の44倍で走る、メロス氏はなんと100mを0秒02で走ります!!
恐ろしい速さですね(笑)
しかし、マッハ11のスピードで人が走ったとすると、ただ単純に早いというだけではありません。
なんと、衝撃波が生まれます。(; ・`д・´)
では、メロスが実際この速度で走ったとすると、どんなことが起きるでしょう(;’∀’)
メロスが走ると…
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走る速さが速すぎて衝撃波が生じる
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その衝撃波により、メロスの半径2kmのガラスは割れます
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メロスが走る周りにいた人や物はすっ飛ばされて行きます
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結論:走るな!メロス
今、コロナウイルスの影響でなかなか外に出かけることが少なくなり、家の中にいる時間が増えていると思いますが、本を読むことでその作品の世界観に浸るのも、また特別で良いですよ~(/・ω・)/
ぜひ、お気に入りの本を見つけてみてくださいね!!
最後まで見てくれて、ありがとうございました!!!
それではまた次の投稿でお会いしましょう!!(`・ω・´)ゞ