英単語を効率よく覚える方法|1週間50語×4週間ルーティンで記憶を定着!

こんにちは、櫻學舎講師の佐藤百華です。
これまで多くの生徒と接してきた中で、よくこんな悩みを聞きます。
「単語が多すぎて、全然覚えられません……」
実はこれ、特別なことではありません。誰もが一度はつまずく壁です。
でも安心してください。やり方を変えるだけで、英単語はグッと覚えやすくなります!
今回は、私が受験期に実践していた英単語の効率的な覚え方を、ステップごとに詳しく紹介します。
単語帳は1冊に決めて“やり切る”ことが大前提!
英単語を覚えられない人の多くは、途中で教材を変えてしまうことが原因です。
私が使っていたのは「改訂版 鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁」ですが、単語帳はどれでも構いません。
- 学校で配布されたもの
- 市販の人気単語帳(ターゲット、システム英単語、DUOなど)
- 自分の手持ちのものでOK
重要なのは、“一冊を最後までやり切る”こと。
浮気せず、何度も繰り返すことで、自然と単語が定着していきます。
私のおすすめ!英単語暗記の1週間サイクル
以下が、私が実践していた「1週間=50語×4週」のサイクルです。
- 月〜金:毎日10個ずつ反復
通学中・休み時間・寝る前に何度も見る
例文を音読しながら、発音と意味を一緒に覚える - 朝:前日の10語をテスト(意味&スペル)
- 土曜:1週間分(50語)をまとめてテスト&復習
- 日曜:隙間時間にその週の範囲を何周も見直し
この1週間サイクルを4回繰り返すと200語。
5週目はその200語の総復習を行います。
忘れること前提で組む、記憶に残す“復習戦略”
皆さんは「エビングハウスの忘却曲線」を知っていますか?
- 人は1時間後に約50%、1日後には70%、1ヶ月後には80%を忘れる
- でも、復習すれば記憶は強化される!
ウォータールー大学の研究では、
- 翌日:10分復習
- 1週間後:5分復習
- 30日後:2〜4分復習
で記憶の定着が大きく改善されると報告されています。
つまり、「1回覚える」より「何度も見る」ことの方が重要なのです!
鉄壁を使った感想と活用ポイント

改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000761/
私が使っていた「鉄壁」は、見た目は分厚くて intimidating(威圧的)かもしれませんが…
- イラスト入りで理解しやすい
- 例文が豊富で使い方まで覚えられる
- 単元ごとにチェックテスト付き
- 意外と軽くて持ち歩きやすい
構成も理にかなっていて、単語・熟語・語法が一冊でまとまっているのが魅力です。
“鉄緑会=東大向け”と敬遠されがちですが、文法や語法の復習にも使える優れた単語帳です。
自分に合った単語帳を見つけて「やり切る」
単語帳は人によって好みが分かれます。
- 見た目がシンプルなもの
- 語源解説があるもの
- 音声アプリ付きのもの
自分の使いやすいものを選ぶのが一番です。
ぜひ、書店で何冊か中身を比べてみてください。
まとめ|単語暗記のコツは「継続と反復」!
英単語は、才能よりも「地道な習慣」がすべてです。
- 単語帳は1冊に決めて、何度も繰り返す
- 忘却曲線を意識した復習を習慣化する
- 1日10語×週50語×4週で無理なく続ける
- 朝テスト、夜の音読、隙間時間をフル活用!
私もこの方法で受験を乗り切りました。
「単語が覚えられない…」と悩むあなたも、今日から1語ずつ始めてみてください!
応援しています!
— 佐藤百華(櫻學舎講師)