睡眠で勉強効率が上がる!?記憶の定着と成績アップにつながる「寝る勉強法」

こんにちは!
櫻學舎講師の石垣真理子です。
今回は少し変わった角度から、勉強と睡眠の関係についてお話したいと思います。
私は「どこでも寝られる」が特技で、バスや新幹線でもぐっすり眠ってしまいます。
観光中にいい景色を見逃すこともしばしば……。
でも、実はこの「寝る力」、勉強にも良い影響があるんです。
勉強と睡眠はセットで考える時代
「勉強は気合いと根性!」という時代から、今は「効率」や「生活リズム」が重視される時代になっています。
特に中高生にとって、睡眠は記憶の定着や集中力維持に直結する大事な要素です。
睡眠不足の状態では、どんなに長時間勉強しても効率が悪くなり、記憶にも残りづらいという研究結果もあります。
まずは、勉強と睡眠は両立すべきものと考え方を切り替えましょう。
【科学的に証明】睡眠は記憶を整理し、定着させる
私たちの脳は、眠っている間に「その日覚えた情報」を整理し、必要なものを長期記憶に移します。
これは「記憶の固定」と呼ばれ、英単語や漢字、公式などの暗記学習には特に効果的です。
寝る前の勉強が効果的な理由
- 新しく覚えたことを、脳が睡眠中に定着させてくれる
- 寝る直前に暗記 → 朝に復習することで、記憶の定着率がさらにアップ
- テレビやスマホを見ないで寝ることで、脳に余計な情報が入らず整理されやすい
成長ホルモンが出る「22時〜2時」はゴールデンタイム
夜の22時〜深夜2時は、成長ホルモンが最も分泌される時間帯とされており、心身の回復にとても重要な時間です。
この時間帯にしっかり眠ることで、翌日の集中力・記憶力・やる気もぐんとアップします。
部活動や学校行事で忙しい日もあるかと思いますが、できるだけこの時間に寝始める習慣を意識してみましょう。
睡眠時間は何時間が理想?
中高生にとって理想的な睡眠時間は8〜10時間程度。
ただし、個人差があるので「スッキリ起きられるか」「日中に眠気を感じないか」が目安です。
徹夜や短時間睡眠を続けると、記憶力だけでなく、体調や精神面にも影響が出る可能性があります。
石垣先生のひとことアドバイス
私自身、学生時代に徹夜でテスト勉強に挑んだこともありましたが……ほとんど途中で断念。
今思えば、睡眠をしっかり取っていればもっと効率よく勉強できたのかもしれません。
「夜ふかしして勉強したのに覚えてない」「集中できない」と感じている人は、“睡眠の質”と“勉強のタイミング”を見直すだけで大きく変わるはずです。
まとめ|睡眠は最高の勉強法のひとつ
- 寝る前に暗記→翌朝に復習のサイクルが記憶定着に効果的
- 22時〜2時のゴールデンタイムはしっかり寝よう
- 勉強と睡眠は“両立”させることで最大の効果が出る
勉強だけでなく、「頑張れる自分」を支えるためにも、ぜひ睡眠を味方につけてくださいね。
今日からぜひ試してみてください!