英文法はなぜ大事?おすすめ参考書と効果的な勉強法を徹底解説!

みなさんこんにちは。
櫻學舎講師の佐藤百華です。
大学入学共通テストや二次試験の英語ではほぼ英語の長文問題が出題されます。
そうすると、「文法の知識ってそんなに必要なの?」という疑問を抱く生徒も多いんです。
でも、文法は英語のルールであり、正しく知らなければ文章を正しく解釈することはできません。
だから、英文法を学ぶことは、英単語を覚えることと同じくらい重要なのです!
英語の勉強は大きく分けて、英単語&英文法→英文解釈→長文読解の3ステップになっています。
今回はその中の「文法」についてお話しします!
英文法の勉強は、他の教科の勉強と同じようにインプットとアウトプットが重要です。
まず、それぞれおすすめの参考書を紹介します。
[インプット用]

英文法・語法 GRAMMARMASTER[グラマスター]改訂第2版(Z会)
左側のページには問題、右側のページには解答・解説が載っているシンプルで使いやすい参考書です。解説に加えて重要なポイントも表になっており、赤シートを使って覚えるものなので通学時間や休み時間など単語帳感覚で使用できます。
それぞれの文法で単元が分かれているので1週間で1単元進めることを目標に、隙間時間に解いてみましょう。
1周目は問題を解いたら解説や所々にあるポイントなどにしっかり目を通して、2周目以降はできるだけ多くの問題を見られるように次々と解いてください。
英文を声に出して読むとより頭に入りやすいのでおすすめです。
[アウトプット用]

英文法ファイナル問題集(桐原書店)
グラマスターで基本的な文法の知識を学んでから取り組んで欲しい一冊です。
高校までで学習する英文法の問題がランダム形式に出題されており、実践力が身につきます。
空欄補充問題や並べ替え問題などさまざまな形式の問題に触れることができます。
標準編と難関大学編に分かれているので、まずは標準編から始めて志望校に合わせて挑戦していきましょう!
この参考書の1番の良さは解説がとても丁寧なことです。
問題を解いてみて、間違えた問題や正解したけどあまり自信がなかった問題はしっかりと解説を読みましょう。
解説に目を通しておくことで、初見の問題にも対応する力が身につきますよ!
入試の過去問がたくさん入っているので、1単元終わらせるだけでもだいぶきついです。
私は1単元を平日数日に分けて解いてさらっと解説に目を通しておき、土日でしっかり復習していました!
私はグラマスターを高1から使用し、高2が終わる頃に3周終わっている状態でした。
高3の4月から英文法の勉強を始めるのであれば、7月ごろまでに最低2周グラマスターを終わらせ、夏休みから年末ごろまでグラマスターを続けながら、英文法ファイナルで問題演習を行うのが良いと思います。年明けは一旦共テ対策に集中して、共テ後は私立大や国公立に向けて再開すると良いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!