みなさんこんにちは、大沼竜也です!
前回はガッチガチの勉強系記事を書いたので、今回は僕の所属する東北大学教育学部を紹介したいと思います!
あんまりネットや受験雑誌ではわからない「ココだけの話」てんこ盛りで書いていきたいと思います!
そのため偏見が多いかもしれませんが、ご容赦くださいm(__)m
定員は70人(一般入試60人AO入試10人)
…ですが、僕の代はなぜか74人います。
一つ下の代も70人よりほんの少しだけ多いらしいです。
理由は謎です。
なのでセンタープレで70位より下でも…?
男女比はほぼ1:1です。なので一部の学部から羨まれます。
ただし!当たり前ですが代によっては男子のほうが多かったりもする。男子諸君は淡い期待をしないように。
東北大学の川内南キャンパスにあります。
川内の中で最も背の高い建物が、教育学部の建物です。
11階まであり、西公園からでも見えます!
ただしすべてが教育学部のものというわけではなく、なぜか一部が経済学部に侵攻されています(笑)。
あと、地味に天井が低い。
教育学部は、大学で2番目に人数が少ない学部です(一番少ないのは歯学部)。
そのため、こんな会話が日常茶飯事です。
「学部どこ?」
「教育です」
「えー!珍しいね!!」
かなり人数が少ないので、非常に珍しがられる反面、影響力は皆無です(´・ω・`)
文系で人数が最も少ないわりに建物が一番デカいという贅沢。
東北大学教育学部は2つのコースに分かれています。
「教育学コース」と「教育心理学コース」です。
教育学コースでは教育の思想や歴史、方法、組織、行政、制度、社会との関わりなどを学びます。細かく言うと、“教育哲学”、“教育社会学”、“教育行政学”、“カリキュラム論”などに分かれます。
教育心理学コースはその名の通り、学習や発達の仕組みを心理学的視点から考えます。
また、思春期の悩みや障害に関することもやっているようです。“学習心理学”、“発達心理学”、“臨床心理学”、“発達障害学”などがあります。
図にするとこんな感じ↓
あまりに偏り過ぎると、成績による調整が入るようですが、偏るかどうかは代によるみたいです。
ただ性別は結構偏っていて、やはり心理学のほうが女子率は高めです。
ちなみに僕は教育学コースにするつもりです。
「つもりです」というのは、このコースは2年の後期に決定されるためです。そのため1年以上じっくり考えて選択ができます。
知り合い「大学はどこなの?」
僕「東北大学の教育学部です」
知り合い「先生になるんだねー」
こういう会話はもはや”東北大学教育学部あるある”なのですが、そうではないんです。
よく間違われますが、
東北大学教育学部は先生になるための学部ではありません!!!!
教員養成の総本山は宮城教育大学です。
そもそも宮城教育大学は東北大学教育学部から分裂し、教員養成を宮城教育大学が、教育学の研究を東北大がやる、という役割分担ができました。
教職科目(先生になるために必要な科目)を取っている人は結構いますが、教育実習まで行って免許をとる人は、ほんの一握りです。
でも、先生になれないわけではないです!事実、僕の友人にも「社会の先生になって地元に戻るんだ!」と言っている人もいます。
上の図を見てください。
東北大学の授業は大きく分けて「全学教育」「専門教育」「語学」「教職科目」にわけられます。
全学教育がイメージしにくいかもしれませんが、教養的な幅広い科目の授業と考えてください。
教職科目は、先生の免許を取るための授業です。
では、具体的に教育学部のみんながどんな授業を取っているか、
時間割をのぞいてみましょう!
まず、中学社会と高校公民の教員免許を取ろうとしている僕の時間割です↓
緑が教職、赤が語学、オレンジが専門科目になっています。
教職の関係上「東洋史概論」や「自然地理学」など、歴史や地理系の教科が多くなってますね。
中等英語の教職を目指す友人H君の時間割がコチラ
英文学基礎購読や現代言語学概論など、難しいのが並んでますね…
中等国語の教職を目指す友人Y君の時間割がコチラ
国語学概論、中国思想基礎購読など、大変そうですね…
ちなみに見て分かる様に専門の科目がかぶっています。
いわゆる「共通科目」というやつで、教育学部のみんなが選択とるんですね
そしてこれが教職を取らないS君。
少なっ!!!!
いやーこの画像をS君から送られてきたときは僕も驚きました(笑)
ただし、S君は楽してるわけではないです。教職を取らなくとも「自由選択枠」という枠があり、いくつか授業を取らないといけないので結局授業数は増えます。
正直、忙しくないと思います。
実験盛りだくさんの理系や、卒論がない分授業が多い法学部と比べると、教職を含めてもそこまで忙しいわけではないと思います。
しかし専門の授業で出される課題は少ないわけではなく、決して楽とは言い切れません。
しかし時間的な余裕があることも事実なので、僕は子供と関わるボランティアをいくつかやっています!
これについてはいずれ記事を書くかもしれません。
あんまりAO入試についてはネットで探しても出ないと思うので、書きます。僕はA.O三期を受けました。
センターの点数+面接+小論文です。
僕の時は、小論文のテーマは「教育の国際化」でした。
A3サイズに罫線だけの紙を渡されて書きます。
あと一応センターの点数による足切りもあるようです。
でもほとんどいないです(僕の場合は20人の応募のなかで2人くらいだった気がします)。
これに関しては先生と相談してみてください。
およそ2倍です
結構ピリピリしてた気がします。
僕の面接はちょっと圧迫気味の印象でした(あとで友人に聞いたところ、そこまで怖くはなかったと言ってたので、相手によってまちまちみたいです)。
面接官は3~4人いて、1人はほとんどしゃべらないメモや書類の確認係、話す人が1~2人、横やりを挟んでくる人が1人、のような感じでした。
専門系の話というわけではなく、今までどんなことをしてきたのかという割とプライベートな内容が中心で質問されました。
あと、こっちが答えた内容に即して質問してきました。なので事前準備通りにはなかなかいきません。
正直センターの割合が大きいなという印象です。
センター低い状態での一発逆転はあまり期待できなさそうです…。
目安としては8割ないとかなり厳しいという印象です。
逆に8割あればそこまで不安になる必要はないのかなと思います。
あくまで僕の時ですが。
東北大学教育学部は、先生になるだけではなく様々な方向から教育を考えることが出来るかなり自由な学部です。
文化人類学の先生もいたりして、本当に幅広いことを学べます!
「相撲部屋」や「フィンランドのお風呂文化」などについて研究している先輩方もいるくらいです(笑)
学部の人数も多くなくアットホームな感じがしていて結構好きです!
もし興味があったら調べてみてはいかがでしょうか!
また、東北大学のオープンキャンパスが7月27日(水)・28日(木)に開催されます!!こちらもぜひお越しください!
[su_box title=”教育学部について興味がある人はなんでも聞いてください!” style=”bubbles”]本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!今回は僕が通う東北大学の教育学部についてザックリと紹介しましたが、「こんなこと聞きたい!」、「あんなこと聞きたい!」とかありましたらどしどし質問ください!他にも何かわからないことがあったらいつでも相談してくださいね!原則24時間以内には返信します!勉強以外の悩みでも、何でもご相談ください![/su_box]
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