【中学学年別】定期テスト対策で2週間前と1週間前でやるべきことは全然違う!

こんにちは、櫻學舎です!

定期テスト対策と聞くと、どの学年でも「早めにワークを終わらせて暗記!」というイメージがあるかもしれませんが…

実は、学年ごとにやるべきことは全然違います。

中1と中3では授業のスピードも、試験範囲の広さも、求められる理解の深さも違いますよね。

そこで今回は、中1・中2・中3の学年別に「2週間前」「1週間前」にやるべき勉強の進め方を、具体的にご紹介します!

目次

最初に覚えておきたい「勉強の3ステップ」

まず、テスト勉強の基本的な流れは以下の3つのステップで構成されます。

  • 1. 理解(インプット)
    教科書・授業ノート・動画などで内容を理解する段階。
  • 2. 演習(アウトプット)
    ワークやプリント、問題集で実際に解いてみる段階。
  • 3. 解き直し(定着)
    間違えた問題・わからなかった部分を繰り返し解く段階。

この3つを、2週間の中でどう分けて進めていくかが成績を左右します。

テスト2週間前:全体を把握して“土台”をつくる時期

学年別の定期テスト対策の方法をご紹介する前に、全体で共通する対策方法を説明します。

テスト範囲と教材を並べて「やることリスト」を作る

まず最初にやるべきことは、「全体を見渡す」ことです。

  • テスト範囲表を確認
  • 各教科のワーク、プリント、ノートを広げてみる
  • どこまでが範囲か、提出物はあるか、苦手単元はどこかをチェック

やることリスト例(社会)

  • 教科書 p.120〜135 読み直し
  • ワーク p.15〜24 1周目
  • 授業プリントの重要語句暗記
  • 年表まとめノート作成

→ 見える化することで、何をすればいいか迷わなくなります。

ワーク・プリントを“1周目”として広く浅く終わらせる

1周目での目的は「完璧にすること」ではなく、「間違える問題を見つけること」です。

  • 時間がかかってもOK
  • 答えを見てもOK
  • 間違えた問題には✔や×をつける

ポイント:「どこでつまずいたか」「どの単元があいまいか」が後で宝になります!

1教科ずつ“全体をざっくり”見ておく

この時期は“深くやりこむ”よりも“広く確認”するのがポイント。

  • 英語 → Key Sentenceの音読・暗唱(文の構造を意識)
  • 数学 → 例題をさらっと見て「自分で解けそうか」チェック
  • 社会・理科 → 太字語句をノートに書き出して読み直す

おすすめ:教科ごとに1ページずつ「まとめページ」を作ると、後が楽になります!

勉強のスケジュールを立てておく(3日で1周)

勉強は、「時間」ではなく「やること単位」で考えるのがコツです。

例)3日間でワークを1周

  • 1日目:英語・数学
  • 2日目:社会・理科
  • 3日目:国語・暗記の整理

→ このサイクルをもう1周すれば、範囲の理解がグッと深まります。

テスト1週間前:演習と定着、“できるようにする”仕上げ期間

1周目で間違えた問題を解き直す

最重要フェーズ!

  • 2週間前にチェックした✔や×の問題だけをノートに書き出す
  • 「なぜ間違えたか」「正解するにはどう考えるか」を言葉にして書く

【ミスノート例】
問題:関数の指揮を求める問題で間違えた
原因:傾きの求め方を忘れていた(yの増加量 ÷ xの増加量)
対策:同じ問題を明日もう一度解いてみる

暗記系は“確認型の反復”で記憶を定着させる

社会・理科・英単語などは「完璧に覚えよう」とするよりも、「何度も確認して脳に残す」方が有効です。

  • 語句カードをつくって何度も見直す
  • 家族にクイズを出してもらう
  • お風呂・トイレ・寝る前に音読する

暗記は“毎日ちょっとずつ”が最強!

過去問や予想問題で“本番感覚”を身につける

  • 時間を計って問題を解く(25〜30分単位がおすすめ)
  • ケアレスミスの確認、見直し時間の配分など、実戦トレーニング!

目的は「本番で焦らない」こと。焦りが減れば、得点力は確実に上がります。

「確実に取れる問題」を増やしていく

テストで一番大事なのは、「全部解ける」ことではなく「ミスを減らす」こと。

  • 得意な単元は“自信を持って満点を狙う”
  • 苦手な単元は“最低限ここまで”とゴールを決める

「完璧主義より部分主義」。点数が欲しいなら、ここが勝負!

中学学年別定期テスト対策方法

中学1年生:まずは“テスト勉強”に慣れる!

【2週間前】

  • 範囲表を見て、ワークやプリントの残っているページにチェック
  • 1日にやるページ数をざっくり決めておく
  • 英語の教科書を音読しながら、意味をノートに書いてみる
  • 数学の例題を1問ずつ自分で解いてみる

中1は最初の定期テストで「テストってどうやるの?」というところからスタート。まずは「ワークを1周する」ことを目標に、勉強の習慣づくりが最優先です。

【1週間前】

  • ワークの間違えた問題をピックアップして解き直す
  • 社会・理科は太字語句を赤シートで隠しながら声に出す
  • 漢字や英単語は3回書いて5回読もう
  • ノートに「できなかった問題リスト」を作っておくと◎

「何を間違えたか」「どこがわからなかったか」をノートにまとめると、次のテストにもつながります。

中学2年生:「テストの仕組み」を意識する!

【2週間前】

  • 前回テストの問題を見て、似た形式の問題が出そうな単元を確認
  • 数学は教科書例題+学校ワークを1周
  • 英語は教科書の例文を自分で「日本語にして→英語に直す」練習
  • 理科・社会は、単元ごとにまとめノートを作成

中2から内容がぐっと難しくなります。「やれるところからやる」よりも「やらなきゃいけないところから手をつける」方が点数に直結!

【1週間前】

  • 苦手単元の再演習と解説読み
  • 英語・国語は「記述問題」にトライ(思ったより点を落としやすい)
  • テスト形式のプリントを使って30分間で何点取れるかをチェック
  • 2〜3教科を日替わりで集中学習(1日5教科ではなく)

「問題の正解だけ」ではなく、「どうやって考えたか」に注目しましょう。ミスの理由を自分で説明できると、成績が安定します!

中学3年生:受験を見すえて「点を取りに行く!」

【2週間前】

  • 受験に直結する科目(英数理社)を重点的に配置
  • 英語は長文読解+文法をバランスよく
  • 数学は「関数・図形・証明」に時間を割く
  • 社会は歴史・地理の流れや因果関係を整理

中3は定期テストが内申に直結!「全体で何点必要か?」「どの教科を伸ばすべきか?」を戦略的に考える力が求められます。

【1週間前】

  • 過去問形式の演習+時間内で解くトレーニング
  • 理社は「語句→説明」の逆パターンもやる
  • 自分用の「弱点ノート」で毎日10分チェック
  • 暗記カードやクイズ形式で家族や友達に出題してもらうのも◎

ここからは本番を想定した“点を取りに行く勉強”にシフト。時間配分・見直し方法など、試験本番の動き方を練習しておくと差がつきます。

テスト直前の3つのアドバイス

夜ふかしは禁物!

睡眠は“記憶の整理時間”です。遅くまでやっても次の日に残りません。
→ 21〜22時には寝て、翌朝15分復習する方が◎

勉強を“ひとりで抱えない”

わからない問題は「友達・先生・家族」に聞こう。人に教えることで理解も深まります。
→ 櫻學舎ではチューターが質問や相談にいつでも対応しています!

勉強する“場所”を変えると集中力が上がる

家だと集中できない…そんなときは、自習室・図書室・カフェなど場所を変えてみましょう。

櫻學舎のテスト前サポート

櫻學舎では、次のようなサポートを行っています。

  • 2週間前からの学習計画づくり(チューター面談)
  • 1週間前からの小テスト・演習強化
  • 自習室の活用サポートと声かけ
  • 「やり方がわからない」生徒への個別フォロー

「ただがんばる」から、「やり方を知ってがんばる」へ。一緒にテストで結果を出しましょう!

まとめ:学年に合わせて「準備の深さ」が違う!

学年2週間前のポイント1週間前のポイント
中1勉強習慣に慣れる、ざっくり1周解き直しと暗記の習慣化
中2出題傾向を意識、単元ごとに整理実戦練習と記述問題の対策
中3受験に直結する単元を重点学習時間内演習と仕上げの精度

定期テストは「やれば取れる」小さな受験です。

その中で「自分で計画して行動した」という経験が、受験でも、社会に出てからもずっと役に立ちます。

次のテスト、「自分でやってみたい」と思ったら、私たち櫻學舎がそっと背中を押します。

櫻學舎では、学年や個人の学習状況に応じたプラン設計と声かけを行っています。
「どこから始めていいかわからない」「やりきれるか不安」という方も、ぜひご相談ください!

次のテストで、“自分のやり方”を見つけてみましょう。

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