[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] 先生、今学校の数学で「絶対値の場合分け」に入ったんですけど、よくわかりません・・・[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]なるほど、じゃあ絶対値のおさらいも含めて説明していくね![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]Aちゃんに問題、「 3 」の絶対値は?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] えーと、「 3 」から「 0 」までの距離のことだから3![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]その通り!じゃあ「 – 3 」の絶対値は?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] 「 – 3 」から「 0 」までの距離だから、これも「 3 」![/speech_bubble]
つまり
| 3 | = 3
| – 3 | = 3
ということですね!
絶対値記号の中が + のときはそのまま外し、 − のときは − をかけて外せばいいわけです。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]じゃあ | √2 – 1 | はなんでしょう?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] 「 √2 」は「1.414…」だから絶対値記号の中の「 √2 – 1 」が + になるので、そのまま「 √2 – 1 」ですね![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]素晴らしい!じゃあ | 3 – π | はどうだろう?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] 「 π 」って円周率ですよね?ってことは「3.141592…」だから絶対値記号の中の「 3 – π 」はマイナスになるので、「 – 3 + π 」![/speech_bubble]
| √2 – 1 | = √2 – 1
| 3 – π | = – 3 + π
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]Aちゃん、いよいよ本題! | x | はなんでしょう? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] え・・・「 x 」って + ?それとも − ??[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]じゃあ「 x 」が + のときはどうなるかな?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] そのまま外れるので「 x 」です。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]「 x 」が−のときはどうなる?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”] − をかけて外すので「 −x 」です。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]そういうこと!このように x の値によって答えが変化するとき、それぞれの場合によって分けて書かなきゃいけないんだよ。そしてこれを「場合分け」っていうんだ[/speech_bubble]
(ⅰ) x ≧ 0 のとき、| x | = x
(ⅱ)x < 0 のとき、| x | = – x
このように(ⅰ)と(ⅱ)に分け、それぞれの場合における答えを書いていきます。
例題
解
(ⅰ) x – 2 ≧ 0 すなわち x ≧ 2 のとき、| x – 2 | = x – 2
(ⅱ)x – 2 < 0 すなわち x < 2 のとき、| x – 2 | = – x + 2
①絶対値とは「原点までの距離」のこと。
②絶対値記号 | | の中が「 + 」の時はそのまま外し、「 – 」のときは 「- 」をかけて外す。
③絶対値記号 | | の中が「 + 」か「 – 」かわからない時は、それぞれの場合に分けて外す。
今日はまずこの 3 つを徹底させましょう!
高校数学で「絶対値」はいろんなところで出てきます。でもこの基本を押さえておけば、どんなに複雑になっても必ず対応できますよ^^
[su_box title=”本日もありがとうございました!” style=”bubbles”]本日も最後まで読んで頂いてありがとうございました!
絶対値は最初で躓く子がとても多い単元です。
インターネットで絶対値を説明しているサイトも探しましたが、どの説明も非常に分かりにくいので、今回、「絶対値の外し方」と「場合分け」というテーマで日本一わかりやすい説明を目指しました。
皆さん、理解できたでしょうか?
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