【高校生・中学生向け】国語が苦手な人へ!現代文・小説・古文・漢文の正しい勉強法を徹底解説

こんにちは、櫻學舎の小堀佑真です。
今回は「国語の勉強法ってどうすればいいの?」という悩みに答える記事です。
国語は、「なんとなく読んで、なんとなく解く」ではなかなか点数が上がらない科目です。
特に現代文や古文・漢文に苦手意識を持つ生徒さんは多く、「どうやって勉強したらいいか分からない」という声もよく聞きます。
この記事では、現代文・小説・古文・漢文の4分野ごとに、効果的な学習方法をくわしく紹介します。
高校生向けの内容ですが、中学生にも参考になりますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
現代文の勉強法|「論理構造」をつかめ!

最も重要なのは問題を解いて説いて説きまくること!!
しかし、やみくもに問題を解いても全く意味はありません。
というのも、テストで点を取るために文章中で注目すべきことは文章の論理構造のみであるからです。
この論理構造には問題演習の中でなれるしかありません。
さて、この論理とはいったいどういういみなのでしょうか?
テストに出る文章には90%の確立で
- 導入:一般的な意見や通説
- 逆説:しかし・だが(筆者の主張の導入)
- 主張:筆者が本当に伝えたいこと
という順番にあります。
ほとんどのテストはここが見抜けているか問われます。
最も大事なのは逆説以降を見抜くことです
ここが筆者のもっとも主張したいところだからです。
しかし、文章によって逆説の表現が変わります。
しかし、だが、といった接続詞を使う文章も使わずにさらーっと結論に行ってしまう文章もあります。
だからこそ、問題演習の中でパターンと、それも身に着けなければならず、これは一朝一夕には習得できないので現代文は最も伸びにくい科目といわれているのです。
皆さんは前述したことを意識して何度も何度も問題演習をしてください。
勉強のコツ
- 問題を解くときは、「筆者が何を言いたいか?」を意識
- 解いたあと、必ず「なぜこの選択肢が正解なのか」を確認
- 演習を重ねて、論理パターンに慣れる
小説の勉強法:想像力がカギ!
小説問題って何を聞かれているの?
小説の問題では「登場人物の気持ち」や「場面の雰囲気」など、感情や状況を読み取る力が問われます。
でも、「気持ちを読み取れ」と言われても、どうやればいいのかわからないですよね。
イメージをふくらませることがカギ!
- 登場人物のセリフや行動、場面描写から感情を想像
- 自分だったらどう思う?と置き換えてみる
- 好きなアニメ・漫画のキャラクターに例えてみる
この「置き換え」や「想像」の習慣がつくと、小説問題はぐっと読みやすくなります!
ポイント: 気持ちを「言葉にしてみる」練習が有効です。たとえば「悲しい」ではなく「期待していたのに裏切られてショック」など。
勉強のコツ
- 人物のセリフや行動をもとに、「なぜそうしたのか?」を考える
- 自分の体験や感情に引き寄せて読んでみる
- 読みながら、頭の中で「場面の再現」を意識する
古文・漢文の勉強法|単語と文法を攻略せよ!

古文・漢文=別言語と思おう!
古文や漢文は「昔の日本語」や「漢字で書かれた文語」です。
つまり、現代語とは語彙も文法も感覚も違う“外国語”のようなもの。
最初は「意味がまったく分からない…」と感じても当たり前です。
古文・漢文の勉強は「語彙とルール」が命!
古文と漢文は、もはや別の言語。感覚で読んでも理解できません。
文法・単語を先に覚えよう
古文や漢文は、文法と単語をしっかり身につければ読めるようになります。
「何をどの順番で覚えればいいの?」と不安な人も、安心してください。
出題される内容はほとんど決まっていて、参考書に要点がまとめられています。
使う教材は1〜2冊に絞る!
- 古文おすすめ参考書
- 『マドンナ古文』『マドンナ古文単語』:図解と語呂合わせで記憶しやすい
- 漢文おすすめ参考書
- 『漢文早覚え即答法』:頻出句法が厳選されている名著
国語の勉強法まとめ
分野 | 勉強のポイント |
---|---|
現代文 | 接続詞に注目。論理構造(逆説→主張)を見抜け! |
小説 | 登場人物の気持ちを“想像”する力をつけよう |
古文・漢文 | 単語と文法を先にマスターすれば文章が読める |
よくある質問
- 国語が苦手で読むのも嫌です。何から始めればいい?
-
最初は「問題を解かなくていい」ので、1日1文でも読んでみましょう。読書習慣があると、自然と読む力が育ちます。
- 参考書はたくさんやるべき?
-
いいえ。1冊を繰り返しやるほうが効果的です。「使い倒す」感覚でやってみてください。
最後に|国語は“センス”より“慣れ”と“理解”

国語は「感覚」や「センス」と思われがちですが、実は論理と慣れで得点できる教科です。
毎日少しずつの積み重ねが、必ず大きな力になります。
「苦手意識がある」「どう勉強していいか分からない」という方も、今日からこの方法を試してみてください。
櫻學舎では、現代文・小説・古文・漢文すべての国語分野について、個別に指導を行っています。
「やり方が合っているか不安」「一人じゃ続かない」という人は、お気軽にご相談くださいね!