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【これでマスター!】歌で覚える♪古文助動詞 | 定額個別の櫻学舎

こんにちは!櫻學舎の早坂です。

今日は櫻學舎でもよく聞く「古文の助動詞が覚えられない!!(泣)」というお悩みにお答えします。難しいことは何もないので、皆さんも是非これを読んでチャレンジしてみてください★

そもそもなぜ助動詞を覚えなくちゃいけないの?

 

高校に入って古典の授業が始まると、最初の方の授業で必ずといっていいほどこんな表を渡される(または教科書等で見る)ことになるかと思います。高校生の皆さんは勿論見たことがある上に、この表に苦しめられているのではないでしょうか?

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古文を読み解く上で、この助動詞活用表を覚えることが非常に重要となってきます。

見ていると気が遠くなりそうですね…。

なぜこんなにたくさんの助動詞とその活用の仕方を覚えなくてはいけないのでしょう?

答えは簡単です。古文をスラスラ読めるようになるためです!

古文は現代文とは違って聞いたことのない単語や謎の単語が多いと思いませんか?

たとえばこんな文章。

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

これは、古今和歌集の中で在原業平によって詠まれた和歌です。

「なんとなく意味はわかるような気がするけど、『せば』ってなんだろう…?」

「最後の『のどけからまし』ってどこで区切ればいいんだろう…?」

そう思ったそこのあなた。ズバリ助動詞やその意味・接続などをしっかり覚える必要があります

ちなみにこの和歌を訳すと、以下のようになります。

この世の中に桜というものがなかったら、人々は春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに。

この和歌は、春の季節には桜があるために人々の心が穏やかでないことを述べて、人の心を騒ぎ立てる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている作品です。

なぜ先程の文章がこのように訳されたのでしょう?

この和歌を一つ一つの品詞分解していくと、それぞれの品詞の意味や働きから上記のように訳することができるのです。

そして何より、品詞分解をして古文を読み解くためには助動詞の意味活用接続を覚える必要があるのです。

「えー!そんなの覚えられないから、やっぱり古文なんて読めない…」

そう思ったそこのあなた。反対に考えてみましょう。

助動詞の意味や活用、接続を覚えてしまえばある程度の文章は読めるようになるのです!

そしてこの見ているだけで気が遠くなりそうな助動詞一覧表。

決して覚えきれない量ではありません!

とはいえやみくもに覚えようとしてもこんな膨大な量を一気に覚えることはできないでしょう。

英単語や漢字を何度も書いて覚えるという人も中にはいるかもしれませんが、助動詞についてはそうはいきません。

そこで!

私から歌で助動詞を覚える方法をご紹介したいと思います♪

まずはそれぞれの助動詞がどのような言葉の後につくか、助動詞の接続について歌で覚えていきましょう。

歌で覚える古文助動詞~三百六十五歩のマーチ編~

まずはこの動画をご覧ください。

VOCALOIDの鏡音リンちゃんが楽しく助動詞の歌を歌っていますね。

…なんだか呪文のような歌詞ですが(笑)、リズミカルで覚えやすそうだなと思いませんか?

このブログを読んでいる皆さんも、好きな歌を覚えてカラオケで歌ったり、ふとした時に口ずさむということはあると思います。

それを古文の助動詞でやってしまおうというお話なのです!

歌で覚える古文助動詞~その他編~

先程は三百六十五歩のマーチの替え歌を紹介しましたが、実際のところ「この曲なんとなくはわかるけど、途中の部分は聞いたことないから覚えられない…」という人もいるのではないでしょうか?

それでは試しに、検索エンジンで『助動詞 歌』と検索してみましょう。

…『もしもしかめよ』『桃太郎』などの童謡、オリジナルのラップ、なんとヨド●シカメラのテーマソングの替え歌まで!

多くの人が歌で古文の助動詞を覚えようとしているのが分かりますね♪

歌にして覚えることで楽しく覚えることができるうえに、これは私の個人的な意見ですがふとした時に勝手に頭に流れてくるんです(笑)

そうやって何度も口に出したり頭の中で歌っているうちに、どんどん定着していくわけですね。

他にも調べてみると、自分の好きな曲に助動詞の活用や接続を当てはめて覚え歌にしている人もいました。

皆さんも自分に合う替え歌を探したり、オリジナルの替え歌を作ってみるのはいかがでしょうか?

私はこれで覚えました!~およげ!たいやきくん編~

それでは私は実際に何の替え歌で古文の助動詞を覚えたかというと、この曲。

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私は高校の古典の先生が伝授してくださった、およげ!たいやきくんの替え歌で助動詞の接続を覚えました!

一度に助動詞の意味や活用形、接続など全てを覚えるのは難しいという人でも、まずはここから入ってみることをお勧めします★

それではどのような替え歌になるのでしょうか?

実際に私が歌ってみたものがこちらになります…!↓

♪~
『つ・ぬ・たり・き・けり』は連用形
『らる・る・さす・し・む』未然形
『む・むず・ず・まし・まほし・じ』も未然形
『けむ・たし』て連用形に逃げ込んだのさ~
『らむ・めり・らし・べし・まじ・なり』
普通は終止形、ラ変は体(連体形)!
『なり・たり・ごとし』は体言に
サ(サ変)未(未然形)四(四段活用)已(已然形)完了は『り』で終わる!ふぅ!
~♪

いかがでしょう?

最初は恥ずかしいかもしれませんが(私もまだ少し恥ずかしいです笑)、口に出して歌っているうちに不思議と頭に残ってくるのです。

そしてこの歌を覚えることで、それぞれの助動詞がどのような活用形の語句の後に接続されるかが分かるようになります。

勿論古文を読み解く上では接続を覚えただけではまだまだ足りませんが、それでもそれが大事な一歩となります。

活用形などと併せて覚えて、古文の勉強のスパイスにしましょう(^^)♪

おまけ~例文の答え合わせ~

先程の和歌の意味や文法・品詞分解を最後にまとめておきましょう。

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

現代語訳

この世の中に桜というものがなかったら、人々は春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに。

単語

たえて 「全く」の意。否定語を伴う副詞。
せば~まし 「~だろうに」の意。
のどけし 「落ち着いている」の意。

品詞分解

世の中 (名詞)
(格助詞)
たえて (副詞)
(名詞)
(格助詞)
なかり (形容詞・ク活用・連用形)
(過去の助動詞・未然形)
(接続助詞)
(名詞)
(格助詞)
(名詞)
(係助詞)
のどけから (形容詞・ク活用・未然形)
まし (反実仮想の助動詞・終止形)

是非皆さんも歌で助動詞の暗記にチャレンジしてもらえたら嬉しいです★

[su_box title=”古文助動詞は「歌」で覚えよう!” style=”bubbles”]本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!暗記モノはゴロ合わせで覚える人も多いと思いますが、「歌」をつかうと楽しく覚えることができますよ♪他にも何かわからないことがあったらいつでも相談してくださいね!原則24時間以内には返信します!勉強以外の悩みでも、何でもご相談ください![/su_box]

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