皆さんこんにちは、角田渉です。
今回はタイトルにあるように、テスト前や受験の時に一度は経験したことがある、「全然勉強してないんだよね」という友達の言葉の真相を解明したいと思います。
心理学的なアプローチや私の経験的なアプローチをしていこうと思っています。
本当に勉強してないのならなんでそんなに成績が良いんだ!?
と、思った方この記事は必見です!
単刀直入に言います。
勉強をしていないのに、成績がいいなんてことは絶対にありません!!
しかし、そういう風に言ってしまうのには理由があります。
勉強していないという人の心理をまずは見ていきましょう。
勉強していないという人には、ある心理的作用が働いているといわれています。
心理学の用語でいうと”セルフハンディキャッピング”というものです!
セルフ・ハンディキャッピング(Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。 エドワード・E・ジョーンズ(英語版)らによって提唱された。 自分自身にハンディキャップを付けること、の意味である。
wikipediaより引用
失敗したり自分の希望が満たされないときに自分がショックを受けるのを和らげるために使われます。
セルフハンディキャッピングをしてしまう人は心配性な人が多いそうで、周りからどう見られているかが気になるからこそ出てくる行動なのです。
よくあるフレーズとして
・「私、バカだから…」
・「昨日ぜんぜん寝てないから試験に集中できなかったんだよねー」
・「今回のテストは絶対に赤点にちがいない…!」
・「おれは顔が良くないからモテないんだ…」
などがあります。
しかし、なぜ心配性な人はこのような言葉を使うのでしょうか?
それは前述したように、どちらに転んでも自分を正当化できるからです。
次に、セルフ・ハンディキャッピングのメリット、デメリットを見ていきましょう。
セルフ・ハンディキャッピングを利用する目的は、どちらに転んでも「トク」だから。
例えば試験前日に勉強していない言い訳を準備していたとします。
もし試験に不合格であれば、「ちゃんと勉強していなかったからおちた」という言い訳ができます。
これが、もし合格したのであれば「勉強してなかったのに受かって、おれってすごくない!?」のように発言することもできます。
どちらにも転べるので、心配性な人はセルフ・ハンディキャップを利用するんですね。
デメリットは、自信がなくなり、成功する確率が低くなるということです。
「負けても大丈夫」、「失敗しても仕方ない」という言葉は、向上心を削ぎ、チャレンジ精神が養われず、必要な努力すらもしなくなります。
自己防衛のためのセルフ・ハンディキャッピング(言い訳)は、結果的に自分の為にはならないのです。
つまり、自分もテストの点を上げたければ言わないのが得策なのです。
しかし、そんなことを言っても成績がいい人がいるのは事実です。
では、成績がいい人はそんなセルフ・ハンディキャッピングを使いながら、本当のところ何をしているのでしょう?
普段から勉強をしているためテスト前にあまりしないので勉強してないと、言うパターンです。
こういう人たちは授業の前には予習をし、授業が終わると復習をしっかりとします。
テスト前にはやってきたことを思い出すだけなので、短時間でテスト勉強が終わります。
しかし、こういう真面目なことができるのはごく一部だと思っています!
これから、私がよく見る普段から勉強している人を紹介したいと思います。
授業が終わるとすぐに遊びに行きたくなり、
多くの学生は予習復習がコツコツとできていないと思います(笑)
しかしそういう活発な人の中にも勉強ができる子はたくさんいるのです。
ではなぜできるのか?それは、、、、
授業でやったことを頭の中で復習しているからなのです!!
夜寝る前などにその日の授業でやったことを思い出しているのです!
思い出せれば定着してると言えます。
そのため、机に向かわずとも勉強しているのです!
「友達に勉強した?」と言われても本人は机に向かっていないため、「してない!」というのです。
恥ずかしいから嘘をついたり、あまりやった気がしないから勉強してないと言ったりしますが、基本的にはみんな勉強をしています。
他人がしてないからいいや!と安心せずにしっかりと勉強をしましょう!