みなさん、こんにちは角田渉です!
今回から数週にわたって英語の文法の話をしていこうと思います。
英語は文法書に書いてあることを丸暗記するよりもイメージで覚えるほうが上達は早いです。
なので、堅い話は置いといて楽しく勉強していきましょう!
今週は中学生の時に習う”WILL”についてです。
まずはwillとbe going toの基本2表現のイメージをつかんでいきましょう。その後でそれぞれの微妙な意味の差に進んでいきます。
willの基本イメージは「精神力」。精神の力で何かを実現しようとしたり、未知のものに確度の高い予測をする、そうした助動詞です。
未来表現の中でwillは最も頻繁に使われます。でもその理由は「未来の助動詞」だからではありません。未来の出来事は私たち人間にとって基本的に未知なもの。「するぞ」と意志の力で起こしたり、「だろう」という予測の中にることが多いからなのです。
すこし例を見てみましょう!
B: It’s OK. I‘ll give you a ride.
be going toはgoの進行形。I’m going to the park ” (公園に行くところ)と変わりはありません。「公園」の代わりにto以下が示す「状況」に向かっているということです。
この表現の感触は「流れの中にいる」。
みなさんはすでにエスカレーターに乗っています。to以下に示された状況に向けて事態はすでに動いている、向かいつつあるそれがbe going toのあらわす 未来 なのです。
では、また例を見てみましょう!
A : How about goining us for a drink after work ?
B : I ‘d love to but I ‘m going to check out the new computer store .
A : 仕事終わったら飲みに行かない?
B : 行きたいんだけど、最近できたパソコンショップ見に行くつもりなのよ。
ある目標の実現に向けたエスカレーターにすでに乗っかっているということですね。先にあげた文はcheck out…に向かって進みつつあるということです。
大切なのは「~するつもり」という訳語や用法を覚えることではありません。「流れの中にすでにいる」、そのイメージです。
基本的に未来形は存在しません!
ネイティブはどうしているかというと未来の表現をする言葉を選んでいるのです!
先ほど見たbe going toを含め未来の表現をするものはwill以外にあります。
今後はそれも含めて紹介していきます!