こんにちは!櫻學舎講師の菊池涼です!
今回は完結編「僕のフランス留学体験記 Part3」をお送りします!
今後留学をしたいと思っている人の参考になると思うので是非最後までご覧ください。
2週間目は主に研究室見学や博物館見学、講義体験などでした。どれも日本にいたとしても中々できないことばかりで正に異文化体験でした。それぞれ各項で話していきたいと思います。
フランスの公衆トイレって実はめちゃくちゃハイテクなんです!自動ドアだったり、自動洗浄してくれたりとそこまで頑張らなくてもいいんじゃないか!?と思ってしまうほど。YouTubeに説明動画があったのでリンクを貼っておきたいと思います。
(このタイプの公衆トイレは無料でしたが中には有料のものもあるので注意が必要です!)
異国あるあるですが名前をしっかり発音してもらえないことがよくあります。僕の名前、「キクチ リョウ」もフランスでは「キクシ リオ」と発音されてしまいました。「チ」に関してはフランス語に発音が無いらしく「シ」になってしまい、「リョウ」も「リオ」になってしまいました。他にも「タロウ」は「タホ」、「ケイ」は「カイ」などアルファベットの読み方が違うことで間違えて覚えられてしまった友達がいました。国によって違った呼ばれ方をするのも海外に行く楽しみかもしれません。
研究室見学では流体や電気などの実験を実際に見て説明を聞きました。
見学した中には飛行機に雷を落とす実験も含まれていてその音の大きさにかなり驚きました。因みに飛行機に雷が落ちても墜落することは無いそうです。
また、講義体験もしました。何の講義かというと、なんと映画!
リヨンの映画が学べる大学で他の学生と一緒に講義を受けました。正直難しすぎたのですが、フランスでも黒澤明監督は有名でかなりリスペクトされている印象を受けました。
2週目の博物館見学ではオノヨーコの作品展示や音楽学校兼博物館などに行きました。
高校生の頃に英語の教科書で見たオノヨーコの作品がたくさん飾ってあり、感動するとともに平和について改めて考えさせられる展示でした。
音楽学校では日本からの留学生の方々の話を聞く機会があり、中には中学校卒業後フランスに来て音楽を学んでいるという人もいました。自分たち大学生とは異なった人生を歩んでいる方たちの話を聞くのは刺激的な体験でした。
「Only Lyon」とはリヨンのキャッチコピーみたいなものでパンフレットに書いてあったり、街に大きなモニュメントがあったりしました。記念写真を撮るにはうってつけの場所で仙台にもこんなモニュメントがあったらいいなと思いました。
留学最終日はお世話になった先生や仲良くなった友達とお別れをしてサンテグジュペリ空港へ向かいました。搭乗するまでの間に友達が持ち込みで引っかかったワインをその場で一気飲みしたり、税関で捕まったりしましたが全員なんとか乗ることができフランクフルト空港に向かいました。
フランクフルト空港では1時間くらい時間に余裕があったので(もちろん)ドイツビールをみんなで飲みました。安くておいしかったので今度はビール目当てにドイツ旅行に行きたいなと思いました。
東京までの道中、窓からの景色がとてもきれいだったので何枚か載せておきます。
東京について一番初めに食べたのはもちろん日本食!うどんです!フランスの料理もおいしかったのですがやっぱり日本人としては日本食が一番ですね。
東京から仙台までの帰路、僕は青春18きっぷがまだ余っていたので鈍行で帰らざるを得ませんでした。初めは関東出身の友達と電車に乗っていたのですが栃木でお別れし、それからは眠気と闘いながら重いバッグを引きずって深夜12時に仙台に着きました。
帰国して鈍行で帰ろうとするのは本当にお勧めしません。家に着いてからは半日寝て次の日を迎えたのと、時差ボケもあって帰国からは1週間は昼夜逆転の生活が続いてかなりしんどかったです。行きよりも帰りの方が時差ボケがきついです。
3回に渡って掲載した「僕のフランス留学体験記」も今回が最終回!いかがだったでしょうか?出発から帰国まで、アクシデントやカルチャーショックを交えて書いてきましたがどれも誰にでも起こりうることだと思うので是非とも留学の参考にしていただけたら幸いです。ありがとうございました!Merci!