みなさん、こんにちは。櫻学舎の小堀佑真です。
前回から始まった勉強法の紹介、今回は社会についてです。
僕は高校時代に日本史と世界史をとっていたのでこれらの勉強法について説明します。
ここで自慢話です。
僕は高校3年生のとき、10月のセンター試験の模試で日本史・世界史ともに60点も取れませんでした。
しかし、センター試験までの3か月間、ある勉強方法をひたすら続けた結果、1月の本番では90点を超える点数を出すことができました。
では僕自身成績が短期間で急上昇した勉強方法とはいったい何なのでしょうか!?
それは・・・教科書を読むことです
え??
教科書を読むだけ??
って拍子抜けした方もいると思いますが、教科書にはほかの参考書にはない良さがあるのです!!!
教科書の良さ、それは文章での説明があること
参考書は、性質として教科書の補助でありますので、テストによく出るところを端的にしか説明しておりません。
これだと、歴史において一番大切な「流れ」が見えません。
歴史における主人公は過去の人間たちです。
彼らも現代のわれわれと同じく意味のない行動はしません。
何かしらの理由のもとで何かしらの意思を持って行動します。
その行動がまた別な誰かに影響を与えその人物が行動を起こす契機となるのです。
1
600年に徳川家康は関ヶ原の戦いに勝利しましたが、なぜこの戦いは起こったのでしょうか?
GHQは大日本帝国憲法を廃止して日本国憲法を制定させましたが、どのような理由のもとでの行動だったのでしょうか?
もちろん、ただ喧嘩がしたかった、とかなんとなくかえたったなんて理由ではありませんよね。
戦争の背景には利害の対立があって、その対立には明確な理由があります。新しい憲法を制定したことには
当時の時代背景がかかわっています。
このような歴史の流れをつかまなくては、歴史を全体的に理解することはできません
教科書を軽視する人は少なくありません。
どこが大事かわかりにくいし、分厚いし。それもそのはずです。歴史において大事でないところはりません。
起こった出来事も・その原因も・その影響もすべて書いているのですから。
それらを省略しているのに、あたかもわかりやすく説明しているかのような参考書の100倍流れがつかみやすいです。
歴史は暗記モノなのですぐに成果が出ることはありません。
コツコツと積み重ねていくしかありません。いつか歴史上の事象が結び付き理解がはかどる時が来ます。
ひたすら教科書を読むとい方法をやってみることに価値はありますよ!!
ちなみに、教科書を読む際のポイントとして音読することが挙げられます。
声に出して読むことで、目で見て・口を動かし・耳で聞くといった三つの感覚をつくので脳が覚えやすいそうです。また、理解が十分なところはスラスラとよめ、理解が不十分なところは読んでる最中に
躓きます。そのため、自分でも理解の程度がわかりやすいのです。僕も高校時代ずっと部屋で音読しました。みなさんぜひおためしください。
・教科書を読むことが一番。歴史の流れを意識して。
・音読すると効率よし!
[CTA]