こんにちは!櫻學舎講師の小田将也です!
今回は、東北大学を卒業した著名人を紹介します!
みなさんの東北大学のことを考えるきっかけになればいいかなと思います!
まずは東北大学工学部を卒業した田中耕一さんです。
田中さんは、2002年に、「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」でノーベル化学賞を受賞し、同じ年に文化勲章を受賞し、文化功労者になった人です。
「生体高分子の同定及び構造解析のための手法の開発」とはどんなことなのか簡単に説明すると、「たんぱく質を壊さないでイオン化する」技術を開発したということです。この技術で、世界各国のたんぱく質の研究に大きく貢献しました。
そしてこのノーベル賞を受賞した技術は、実は実験の途中で偶然生まれたものなんです!
ある日の実験中に、田中さんは別の実験で使うつもりだった材料をこの技術の開発の実験に使うものと混ぜてしまいました。普通ならその材料は捨てそうなものですが、田中さんはもったいないと考えて、その材料も分析してみました。
すると、今まで求めていた結果を得ることができたのです!
このように、失敗と思えるようなものでもすぐに捨てたりせず、研究の対象にすることで大きな発見をするということは他の発見でもあります。
例えばアレクサンダー・フレミングのペニシリンの発見では、彼が実験に使っていたペトリ皿にカビが集まっていたのを見た後、そのカビのまわりで細菌が成長していないことに気づきました。そしてそこから世界初の抗生物質であるペニシリンを発明しました。
身の周りのいろんなものに興味をもつことで偉大な発明が生まれることがあるんですね!
次は東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授です。
川島隆太教授は、ヒトの脳活動の仕組みの研究をしていて、音読や単純計算で脳を鍛えることができるという発表をしており、開発した任天堂DSのゲームが大ヒットして有名になりました。
僕も小学生の頃川島教授が作った「脳を鍛える大人のDSトレーニング」というゲームをよくやっていました。
なんと川島教授は、作ったゲームの監修料として教授個人の取り分として支払われたお金を全額研究室に投資して、東北大学加齢医学研究所ブレイン・ダイナミクス研究棟という建物を新設しました!すごいですね!
自分も自分の研究の成果で大学の発展に貢献したいなと思いました!
次は東北大学法学部を卒業した小説家の伊坂幸太郎さんです。
「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ゴールデンスランバー」などは映画化もされていてかなり有名だと思います。
伊坂幸太郎さんの作品は伏線がとても巧妙に張り巡らされていて、僕のとても好きな小説家です。
伊坂幸太郎作品の映画はほとんどが仙台で撮影されており、映画を見ていると「これあそこじゃん!」ってことが頻繁にあるので、仙台に住んでいるかたはより楽しめると思うので、ぜひ見てみてください!
自分のおすすめは瑛太さん主演の「アヒルと鴨のコインロッカー」です!もう自分は何回も見た気がします笑
最後は東北大学工学部建築学科を卒業したシンガーソングライターの小田和正さんです!
小田和正さんは「オフコース」というバンドでボーカルを務めていたり、ソロで活動したりしています。
オフコースの「さよなら」は誰もが一度は聞いたことがある名曲なのではないかなと思います。聴くだけで泣けます。
また、ソロ活動を始めた後の『東京ラブストーリー』の主題歌の「ラブストーリーは突然に」も大ヒットし、今何も聞かなくてもサビくらいは歌えるという人もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
このように大ヒット曲を生み出している小田和正さんですが、東北大学の交友歌として、「緑の丘」という曲を提供しています!
自分も一応軽音部に入って活動をしているので、母校に楽曲を提供するというのはとても憧れますね~。
あと、自分も苗字が小田なので、勝手に親近感を持っていて、小田の漢字を聞かれたときは、「信長じゃなくて和正のおだです」と答えるようにしています!
今回は田中耕一さん、川島隆太教授、伊坂幸太郎さん、小田和正さんを紹介しました!
東北大学以外でも、自分が入学したいと考えている大学の著名人を調べてみるのも面白いかもしれませんね!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!小田将也でした!