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【高校英語】見落とし厳禁!重箱の隅をつくような問題集 | 定額個別の櫻学舎

こんにちは!櫻學舎講師の菊池涼です!今回は文法の正誤問題などで聞かれる、見落としがちな問題を扱っていきたいと思います。滅多に出ないかもしれませんが、知っていて損はありません!

1    動詞が無い!

これは英文をつくる問題でよく生徒がおかしがちな間違いです。

動詞が抜けていたり、変な場所に動詞があったりして減点されてしまいます。英文には主語と動詞が欠かせません。

どちらかが無いとほとんどの場合減点されてしまうので気を付けましょう。

2    並列のように見えて並列になっていない!

 

The human body has eyes, arms, foot.

 

この文章は一見正解のように見えますが実は並列が成立していません。eyes、armsと複数形を並べているので最後はfootではなくfeetにしなければなりません。このような問題はその法則を知っていないと解けないものが多いので覚えておくようにしましょう。

そして実はこの問題、もう一つ間違いがあります。並列は三つ以上並べるとき、A, B, and Cの形を取らなければいけません。よって今回の正解は次のようになります。

 

The human body has eyes, arms, and foot.

(人間の体には目、腕、そして足がある。)

 

また、一見並列に見えなくても並列である場合があります。例えば、名詞の並列が一般的ですが、中には次のように動名詞のものもあるので気を付けてください。

 

From birth, birds solicit food by walking to the front of an adult bird, reaching up, and pecking at its bill.

(鳥は生まれつき成鳥の前に歩み寄り、背伸びして、その鳥のくちばしをつつくことによってエサをねだる。)

3    勘違いしがちな単語に注意!

文章問題を解くときに、その文量の多さから単語を見間違えたりすることが頻発します。意味がまるっきり違ったり、品詞が違ったり様々ですがその一例をあげたいと思います。

 

quiet(静かな) ⇔ quite(かなり)

tired(疲れた) ⇔ tried(tryの過去形)

principle(原理) ⇔ principal(主要な、校長)

affect(影響する・動詞) ⇔ effect(影響・名詞)

its(その) ⇔ it’s(it isの短縮形)

theirs(彼らのもの) ⇔ there’s(there isの短縮形)

4    thanは3パターンでしか使われない!

比較の時に用いられるthanですが、その用法は3パターンに限られます。

①比較級

He is taller than her.

(彼は彼女より背が高い。)

②ratherと一緒に

It is hot rather than warm today.

(今日は暖かいというよりも熱い。)

③otherと一緒に

European other than French participated in the convention.

(フランス人以外のヨーロッパの人たちはその会議に参加していた。)

見て分かる通り、下線が無ければ比較級は現れません。たった3パターンしかないので覚えてしまいましょう。

5 不可算名詞を覚えよ!

不可算名詞とは数えられない名詞のことで、単数形の動詞を用いて、一般に複数形はありません。ここではその一例を紹介したいと思います。

 

advice(忠告)

knowledge(知識)

furniture(家具)

luggage(荷物)

baggage(荷物)

work(仕事)

news(ニュース)

hair(髪の毛)

 

このように、数えられないものや抽象的な概念、形が無いものが不可算名詞であることが多いです。

6 まとめ

今回はいかがだったでしょうか?基本的な問題じゃないかと思う人もいるかもしれませんが、そのような問題こそ忘れたころにやってきます。しっかり身に付けて試験に臨みましょう!

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