学校は学びを与える場所
塾は定着させる場所
だから私たちは定着させることに徹底的にこだわります。
定着を図るためには小テストは必須です。
伸びる子と伸びない子の決定的な違いは学習のやり方にあります。
伸びる子は
学んだことを忘れないようにするのが非常にうまい!自分が学んだことを翌日、あるいは一週間後には忘れていることを知っている、だから自分ができなかったことや新たに学んだことを定期的に復習しているのです。
でも復習にどの問題をやればよいのか。どのように復習すればいいのかわからないのが、実際のところ。
櫻學舎では、前回学習した内容だけではなく、前々回・さらにはもっと前に学習した内容も小テストに組み込み、定着しているかを確認していきます。
小テストが終わったら、すぐに丸付け・解説を行います。前に説明をもらった内容でも、テストや演習を通してわからない部分が出てくることもあります。しっかり定着するまでとことん付き合います。
また、この小テストの結果を参考にして次回の小テストを作成します。小テストでの間違いにこそ、その子を伸ばすためのカギが隠されているです。
さて、いよいよ計画表に記載された本日やることの説明に入ります。学校で既に学習しており、わからない箇所がはっきりしている場合はそこの解説を行います。まったく習っていない単元の場合は学校の予習として新たな単元の説明を進めていきます。ここは生徒さんに合わせて対応していきます。
定着させるためには演習は必須です。③で学習した内容の問題演習を行います。説明をもらった内容をもう一度確認し、演習を進めていきます。
演習で解いた問題の解説を行います。理解するのと解けるのは違う!
授業で理解したつもりでも実際に問題が解けない・・・なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか?ここで③で学習した内容の理解を深め、さらに定着させましょう。
⑤で演習の解説をもらって終わりではダメ!なぜ自分が解けなかったのか。あくまでも間違いにこそ伸ばすためのカギが隠されているんです。間違えた問題を「櫻カード」にまとめます。ここでは、ただ解説を書き写すのではなく、なぜ自分が解けなかったのかも書いてもらいます。
よく何度も解き直しをしているにも関わらず、何度も間違える子がいます。これはとても危険。同じ問題を何度も間違えてしまうために自信をなくしてしまいかねないからです。そんな子ほどこの「櫻カード」は効果を発揮します。
同じ問題を何度も間違える子にも当然原因があります。
当たり前のことですが、これが非常に重要です。同じところで何度もつまずいている場合はそこだけ重点的に解説、演習を繰り返す必要があり、違うところで間違えている場合には、間違えたポイントに焦点を合わせて対策する必要があるからです。
難しい問題ほど解くための作業工程が増えます。
たとえ同じ問題であっても、違う工程で間違えている場合は2枚「櫻カード」を書いてもらいます。
こうして自分のできない所を少しずつなくしていくのです。
「櫻カード」のいいところは、これだけじゃないんです。
学びとは、授業前にできなかったものが授業後にできるようになっていること。
授業前に何ができなくて、授業で何を学んだのかを「櫻カード」によって把握することができるのです。授業ごとの「学び」を大切にする、そしてその「学び」の積み重ねが得点UP、自信につながっていくのです。
「櫻カード」の書き方例①
「櫻カード」の書き方例②