生徒A:「先生、何から勉強すればいいのかわかりません」
私:「じゃあ今やらなければならないと思うことあげてみようか」
生徒A:「今学校でやっていることの復習と演習、これまでに受けた模試で間違えたところの解き直し、苦手な単元の復習、これからやることの予習、学校の宿題、来週の小テストの勉強・・・」
(ん〜なるほど、ずいぶん漠然としているな・・・)
私:「一気に全部は難しいよね、その中で一番やらなければいけないことは?」
生徒A:「明日までの学校の宿題」
私:「それはそうだよね、じゃあ次は?」
生徒A:「ん〜・・・」
私:「では数学に絞ってみようか。数学で宿題の次にやらなければいけないものは?」
生徒A:「模試の直しかなぁ・・・」
私:「それはどうして?」
生徒A:「前にやった模試全然出来なかったから・・・」
私:「そっか。それは早めに直したいね。ちなみに学校で今習っている単元はどう?」
生徒A:「全然わかりません・・・」
私:「数学の授業中はなにをしているの?」
生徒A:「この間わからなくなったので、ひたすらノートとりました。明日も数学の授業だ・・・」
「あ、そっか!先にそっちやらなきゃ!!」
何からやればいいかわからない生徒の多くは、やらなければならないことが漠然としています。優先順位は人それぞれで違っていいと思いますが、各教科でやらなければならないことを整理し、さらにそれらに優先順位をつけられるようにすることはとても大切です。
リストをあげるとわかりやすいですね!
もっと具体的に書くとなおよし!
ほら、だんだんとやるべきことが明確になってきました^^
やることが多すぎて、何から手をつけていいかわからなくなった時は一度リストアップし、そのリストに優先順位をつけてみるといいですよ。