【英検が変わった!】2024年度からの変更点を徹底解説|焦らず準備を始めよう

こんにちは、櫻學舎の石川理美です。
中学生・高校生を中心に多くの生徒がチャレンジしている英検(実用英語技能検定)ですが、実は2024年度から一部の級で試験内容が大きく変わりました。
「今の勉強で通用するの?」
「どんな対策が必要なの?」
そんな不安の声にお応えすべく、今回のブログでは英検の変更点をやさしく・詳しく解説します!
どう変わった?2024年度からの主な変更点
一次試験(筆記)の試験時間が延長
英検では、2024年度から準2級・3級の一次試験の制限時間が次のように変わりました。
- 準2級:75分 → 80分
- 3級:50分 → 65分
5分〜15分程度の延長ですが、これは単なる時間調整ではありません。試験内容が増えた(後述)ことによる変更です。
そのため、「時間が増えてラッキー!」ではなく、その時間を使いこなす集中力と戦略が求められるようになると考えておきましょう。
ライティング(英作文)の出題が1題→2題に!
もっとも注目すべき変更点がこれです。
準2級・3級ともに英作文が2問出題されます!
今までは英作文1題(主に意見文形式)でしたが、これからは英作文2題(意見文+新形式)になります。
具体的には…
- 準2級以上では、これまでの意見文に加えて「要約問題」が出題されるようになります。
→ 文章を読んで、指定された語数内で内容をまとめる力が求められます。 - 3級では、英語で届いた「Eメール」に返信する形式の問題が追加されます。
→ 実用的なコミュニケーション力、語彙の正確な使い方、伝える力が重要です。
文字数の目安は15〜25語程度と短めですが、ポイントをおさえて「書けるかどうか」がカギになります。
記述式問題の割合が増加(準2級〜1級)
英作文だけでなく、記述式問題(自分で書いて答える問題)の割合が今後さらに増えていきます。
選択肢から選ぶ形式に比べ、思考力・表現力・語彙の正確性が必要とされるため、「自分の言葉で書いて伝える」力が今まで以上に大切になります。
変更の背景は?なぜ今、英検が変わるの?
英検が今回の変更に踏み切った背景には、実用英語=使える英語の重視があります。
社会や教育現場で「読む・聞くだけでなく、話す・書く力も大切」と言われるようになり、英検もそれに対応するようにアップデートされています。
特にライティングは、大学入試でも英作文・要約・記述問題が一般化していることから、早い段階から書く力を育てることが求められているのです。
櫻學舎の対策:今からできる準備とは?
変更に不安を感じる方も多いと思いますが、正しく準備すれば決して怖くありません!
櫻學舎では、今回の変更をふまえて以下のような対策を進めています:
ライティング対策を強化
- 「意見文の型」「Eメールの返信ルール」「要約のポイント」などを実践練習
- 添削付きトレーニングで個別にアドバイス
過去問+予想問題で形式に慣れる
- 変更後の形式に合わせた模擬問題を用意
- 本番と同じ時間制限で解いて、集中力・時間配分を体で覚える
英作文・要約が苦手な子でも「書ける型」から練習
- 書き方に迷わないよう、テンプレートや頻出表現を指導
- 「伝わる文」を書くための語順・文法も同時にフォロー
まとめ:英検の変更は“ピンチ”ではなく“チャンス”
- 2024年度から、準2級・3級の英検に大きな変更が入ります
- 試験時間の延長、英作文の2題化、記述式問題の増加など、「書く力」重視の内容へ
- ただし、しっかり準備すれば高得点を狙えるチャンスでもあります!
「英語が得意じゃないから心配…」
「まだライティングが苦手…」
そう思う方こそ、今から少しずつ準備を始めていけば大丈夫!
櫻學舎では、一人ひとりのレベルに合わせて、無理なく・でも確実に力がつく英検対策を行っています。
お気軽にご相談くださいね😊