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大学の推薦入試は特別な人だけのもの?実は誰にでもチャンスがある「推薦系選抜」とは

こんにちは、櫻學舎です。

大学受験といえば、センター試験(現在の共通テスト)+二次試験という「一般入試」がイメージされがちですが、近年では推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)といった“推薦系”の入試方式が急増しています。

しかし、推薦と聞くとこんな印象を持っていませんか?

  • 成績がトップクラスじゃないと無理そう
  • スポーツや文化活動で賞を取っている人だけが受けられる
  • 自分(または自分の子)には関係なさそう

実はこれ、どれも誤解なんです。

推薦系の選抜方式は、コツコツ努力するタイプの生徒にこそ向いており、早めの準備さえしておけば「普通の高校生」でも十分チャンスがある入試です。

目次

推薦系選抜とは?一般入試とはどう違うの?

まず最初に、大学入試は大きく次の3つに分かれます。

  • 一般選抜:共通テスト+大学の個別試験(筆記試験中心)
  • 学校推薦型選抜:高校からの推薦を得て出願(指定校・公募など)
  • 総合型選抜(旧AO入試):学校の推薦は不要。活動実績や志望理由書、面接、小論文などを通して評価

このうち、学校推薦型選抜と総合型選抜を合わせて「推薦系選抜」と呼ぶことが多いです。

推薦系の選抜では、筆記試験の比重が低く、代わりに以下のような力が求められます。

  • 成績(内申点・評定平均)
  • 学校生活の取り組み(部活・委員会・ボランティアなど)
  • 面接での表現力
  • 小論文・志望理由書での論理的思考と自己PR力

つまり、「学力偏重」ではない分、人柄やこれまでの努力、将来への意欲が重視されるのが推薦系選抜の特徴です。

推薦は成績優秀者だけの特権?→答えはNO!

たしかに、推薦入試には一定の評定平均(内申点)が求められることが多いです。

でも、これは「学年1位じゃなきゃダメ!」というものではありません。

例えば、指定校推薦なら「評定平均4.0以上」や「学科内で〇位以内」といった条件があることも多いですが、コツコツと定期テストをがんばっていれば十分届く範囲にあります。

また、総合型選抜では、活動実績や将来の目標、探究活動の取り組みなどが評価されるため、内申点がそこまで高くなくてもチャンスがあります。

ですから、推薦系選抜はごく一部のトップ層だけの特権ではなく、「日々の積み重ね」が武器になる入試方式なのです。

推薦を狙うなら、高1・高2のうちにやっておきたいこと

推薦で合格を狙うには、高3になってからでは遅いこともあります。

高1・高2から以下のような準備を進めておくと安心です。

推薦を目指す生徒に必要な3つのこと

  • 定期テストに真剣に取り組む
     → 評定平均を上げることで、出願条件を満たしやすくなります。
  • 学校生活への積極的な参加
     → 部活動や委員会、ボランティアなど、継続的な活動の記録がアピール材料に。
  • 探究活動・表現力の育成
     → 総合型選抜では、課題研究や探究学習、表現力が問われる場面が増加中です。

これらは一朝一夕では身につきません。

だからこそ、早い段階からの意識づけが大切になります。

推薦を受ける=一般入試の対策は不要? →大きな誤解!

「推薦があるなら、一般入試の勉強しなくても大丈夫だよね?」

…これは大きな間違いです!

実際には、推薦入試に向けてむしろ別の準備が必要です。

推薦入試で求められる主な力

項目内容
小論文論理的思考・表現力が問われる
面接コミュニケーション能力・志望理由の一貫性
志望理由書将来像や学びたい分野への理解と熱意
資格英検や漢検などが有利になる場合も

これらは、国語や英語の読解力・表現力がベースになるため、結局は「学力」も必要です。

さらに、推薦がダメだったときの「一般入試に切り替える力」も重要。推薦だけに頼ると、チャンスを一つ失うことになりかねません。

つまり、推薦は「逃げ道」ではなく、学力+人物力を磨くもう一つの王道ルートといえます。

推薦に向いている人ってどんなタイプ?

推薦入試が向いているのはこんな生徒です。

  • 定期テストを手を抜かずにがんばれる
  • 自分の意見を言葉で表現するのが好き(または練習して伸ばせる)
  • 人前で話すことに抵抗が少ない(プレゼン力)
  • 自分の将来像をある程度描いている
  • 大学に早めに合格を決めて、残りの高校生活を有意義に使いたい

こう見ると、必ずしも「超優等生」ではなくてもいいことが分かりますよね。

櫻學舎の推薦入試対策

推薦入試は、学力試験だけでは測れない「人間性」や「意欲」「将来のビジョン」が評価される入試方式です。

しかし、自由度が高いからこそ、どこから手をつければいいか迷ってしまう生徒・保護者の方も多いのではないでしょうか。

櫻學舎では、そうした不安を解消し、推薦入試での合格を現実に変えるための専用サポートを行っています。

推薦入試に強い櫻學舎の3つの特長

1. 「志望理由書」「活動報告書」の徹底添削サポート

推薦入試で最も重要な「志望理由書」「自己PR文」は、内容の深さと論理性が合否を分けます。

櫻學舎では、以下のようなステップで対策を進めていきます。

  • チューターによるヒアリング面談で素材を掘り出す
  • 書き出しから構成・言葉選びまで添削&フィードバック
  • 過去の合格者文例や評価ポイントも紹介

1回限りの添削ではなく、納得のいくまで何度も書き直しをサポートします。

2. 面接練習で「自信をもって話せる力」を育てる

推薦入試で避けて通れない「面接」では、緊張の中で自分の言葉で伝える力が求められます。

櫻學舎では以下のような面接対策を実施:

  • チューター・講師との1対1の模擬面接(繰り返し練習可能)
  • 面接官の視点での表情・話し方・内容の改善アドバイス
  • 想定質問集+答え方のコツをもとに家庭練習の方法も指導

初めて面接を受ける生徒も、練習を重ねることで堂々と受け答えできるようになります

3. 推薦と一般、両方を見据えた“ハイブリッド型”学習支援

推薦入試を目指すといっても、併願で一般入試も受ける生徒が大多数です。

櫻學舎では、

  • 定期テスト対策 → 評定平均アップ
  • 推薦対策と並行して、英数国を中心に基礎学力を強化
  • 模試や過去問演習も取り入れ、一般入試への準備も万全

「推薦だけに絞る」ことはせず、“どちらでも戦える状態”をつくるのが櫻學舎のスタンスです。

チューターとの面談で“戦略”を設計

櫻學舎では、週1回のチューター面談を通じて、推薦入試に向けた以下のような個別サポートを行っています。

  • 出願条件(評定平均など)の確認と成績管理
  • 志望校の選定と出願戦略の立案
  • 提出書類の準備スケジュールの管理
  • 面接練習・小論文練習の進捗管理

まるで「進路の伴走者」のように、受験までの道のりを一緒に走り抜けます

推薦入試サポートに関するよくある質問

Q. 評定平均がそこまで高くないのですが、推薦は無理ですか?
→ 学校推薦型(指定校)は厳しくても、総合型選抜なら可能性があります。内申以外のアピールポイント(部活動・探究活動・資格など)を整理して戦略を立てましょう。

Q. 推薦を受けたいけど、将来の夢がハッキリしていません。
→ チューターとの面談を通して、これまでの経験や興味から「自分らしい志望理由」を一緒に見つけていきます。

まとめ:推薦入試は「未来の準備ができる人」にひらかれたチャンス

推薦入試と聞くと、「部活で全国大会に出た人」「生徒会長だった人」など、特別な経歴を持った人だけが受けられるものと思われがちです。

しかし、実際にはそうではありません。

推薦系選抜(総合型選抜・学校推薦型選抜)は、学力だけでなく、人柄・努力・将来への意欲など多面的に評価される入試制度です。

志望理由や日々の学習・生活態度、活動経験などを丁寧に言葉にすることで、誰にでも十分チャンスがあります。

大切なのは「早めに準備を始めること」。

高校1・2年生のうちから、定期テストや学校行事に前向きに取り組み、自分の強みを見つけていきましょう。

推薦入試は“自分らしさ”を武器にできる受験です。

可能性は誰にでもあります。

あなたの努力を、しっかりと形にしてくれる入試制度として、ぜひ選択肢に入れてみてください。

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