紙とペンで遊べる!○×ゲーム以外にもあるおもしろアナログゲーム4選

こんにちは!櫻學舎講師の小林亨です。
今回は、【紙とペンがあればどこでもできる簡単アナログゲーム】をご紹介します。
「○×ゲーム(三目並べ)」に代表されるこのジャンルは、遊びながら論理的思考力や先を読む力を自然と育むことができる優れもの。
勉強の合間の気分転換にもピッタリです!
では早速、定番から進化版まで順番に見ていきましょう。
○×ゲーム(三目並べ)

誰もが一度は遊んだことがあるであろう超定番ゲーム。3×3マスを交互に埋め、縦・横・斜めに3つ並べた方が勝ちというシンプルなルールです。
○×ゲームの基本ルール
- 3×3のマスを用意する
- 先攻は○、後攻は×
- 空いているマスに交互に記号を入れる
- 一列に自分のマークが並べば勝ち
勝つためのコツ
実は、両者が最善手を打ち続けるとこのゲームは「引き分け」に終わるのをご存知ですか?
ポイントは「角を取る」こと。中央から始めると戦略が限られてしまいますが、角を起点に攻めると相手のミスを誘いやすくなります。
2. 五目並べ(ゴモク)

三目並べを拡張したバージョンがこの「五目並べ」。広いスペースで、より戦略的に楽しめる奥深いゲームです。
五目並べのルール
- 白紙の上に自由にマス目(通常は15×15程度)を描く
- 交互に○×を打ち合う
- 縦・横・斜めのいずれかに5つ連続して自分の印を並べたら勝ち
実は先手必勝!?
プロレベルの研究では「先手必勝」と言われていますが、日常的な遊びの中ではそんな心配は不要。ちょっとした駆け引きが子どもたちにも大人気です。
3. 重力四目並べ(コネクト4)

「重力」の概念が加わった、新感覚の○×系ゲーム。
重力四目並べのルール
- 6×7のマスを用意
- 交互に上から自分の駒(印)を落とす
- 一番下の空きマスに自動的に駒が入る
- 縦・横・斜めのいずれかに4つ連続で並べたら勝ち
ゲームの特徴
単純に見えて、重力ルールが奥深さを加えてくれます。運要素がほとんどないので、「実力勝負」が楽しめます。頭の体操に最適です。
4. 名称不明ゲーム(3つの駒を動かす三目並べ)

個人的にお気に入りなのがこのゲーム。正式名称がわからないのですが、非常に頭を使います。
ゲームの準備
- 点が9か所描かれた図(正三角形+補助線のような形)を紙に描く
- 各プレイヤーは3つの駒(印)を持つ
遊び方
- 交互に空いている点に駒を配置(3個ずつ)
- 置き終えたら、線に沿って駒を動かすフェーズへ
- 一直線に3つ並べたら勝ち!
配置→移動の二段構成で、戦略性が高いのが特徴です。
まとめ|遊びながら思考力を育てよう
いかがでしたか?
どれも【紙とペンさえあればすぐに始められるゲーム】ばかり。
休み時間や家庭学習の合間に、ぜひ友達やご家族と一緒に遊んでみてください。
「遊び」と「学び」は本来、つながっているもの。
ルールの中でどう勝つかを考える中で、子どもたちは自然と「思考力」「先を読む力」「柔軟な発想」を育てていきます。
勉強だけでなく、こうした遊びの中にも学びの種を見つける——
それが、櫻學舎の考える“まなび”の形です。
それでは、また次回!