こんにちは。櫻學舎の早坂です。
前回の記事では英語の前置詞をイメージで覚えることについて書きましたが、今回も英語に関するお話です(^^)
「英語ってどういう時に『a』が付いて、どういうときに『the』が付くんだろう?」
英作文の問題を解いているとき、皆さん一度はこんな風に疑問に思った事があるのではないでしょうか?
私も中学や高校の頃は英作文で物やその名前、地名を使いたい!という時に何度も悩んだものです…(^^;)
ですがこれらの冠詞にはきちんとルールがあり、そのルールとは決して難しいものではないのです!
皆さんも冠詞をしっかりマスターしてスラスラ英作文ができるようになりましょう◎
冠詞とは名詞の前に付く言葉で、「a」「an」「the」の3つしかありません!
私達の使っている日本語には冠詞という概念はないため、日本語訳を聞いてもしっくり来ないことが多く、ニュアンスを掴むことが重要になってきます。
しかしここでは分かりやすくするために冠詞のルールをお教えします!
「a」「an」「the」の3つの冠詞には、使い方を区別するためのいくつかのルールがあります。
自分の覚えやすいルールを見つけてみましょう。
冠詞「a」と「an」は単数形の名詞に付き、その対象のものが1つであるという意味を持ちます。
反対に、1つ、2つ、3つ…と数えられないものには「a」や「an」は付きません。
I saw a cat.
「私は昨日猫を見ました。」という文章を書きたいとき、読む人はその猫がどの猫なのかを特定することはできません。
猫が沢山いるなかの一匹なので「とある猫」となり、この場合冠詞には「a」を使います。
The cat was sleeping.
次に「その猫は寝ていました。」という文章が続く場合、読む人はその猫が先程の文章に出てきた猫だということが特定できます。
その場合「その猫」となるので、冠詞には「the」を使います。
つまり、文章を読む人や会話の相手がその対象となる名詞を特定できない場合は「a」または「an」を、特定できる場合は「the」を使うわけですね。
また、対象となる名詞を特定できるということは、その名詞が文章の中に2回目以降登場してきた場合や、その対象となるものが1つしかないということが互いに分かっているということを指します。
先程の「特定できるかどうか」というルールと少し重なってしまいますが、対象となる名詞が明確に世界に一つしかないものについては、互いにそのものが一つしかないということが特定できるため、冠詞に「the」を使います。
一つしかないものの例には以下のようなものがあります。
空や太陽、世界もたった一つしかありませんし、アメリカ合衆国も一つしかありませんね。
このように、誰が考えても一つしかないと特定できるものには「the」を用います。
以上のルールを覚えておけば、冠詞の間違いはグッと減るかと思います。
3つのルールをそれぞれ例を交えて紹介しましたが、
といったポイントを押さえておくといいでしょう!
迷ったときは参考にしてみてください★