【勉強効率を上げる鍵は睡眠!】5月病対策にもなる「記憶定着」と「生活習慣」の整え方

こんにちは、櫻學舎講師の佐藤です。
ゴールデンウィークが明けて、なんとなく調子が出ない…そんな時期に差しかかっていませんか?SNSやゲームに夢中で夜更かしが続いていたり、生活リズムが乱れてしまっている人は要注意。5月病は「生活習慣の乱れ」から始まることが多いんです。
今回は、「睡眠の重要性」と「学習効果を高める生活習慣」について詳しく解説します。睡眠の質を上げることで、記憶の定着が良くなり、勉強効率もアップしますよ!
目次
睡眠がもたらす最大の効果=「記憶の定着」

睡眠中、私たちの脳はただ休んでいるわけではありません。日中に覚えた情報を整理・保存しているんです。これが、学習における「記憶の定着」というプロセス。
ノンレム睡眠の役割
- 【深いノンレム睡眠(前半)】:ネガティブな記憶を消去し、感情のバランスを保つ
- 【浅いノンレム睡眠(後半)】:技術や習慣的な動作(手続き記憶)の定着、新旧情報の統合
レム睡眠の役割
- 睡眠前半:短時間のレム睡眠で体の微調整
- 睡眠後半:長めのレム睡眠(30分ほど)で身体の深い休息を促す
この「ノンレム+レム」の1セットは90分で1周期。4〜5周期(=6〜7.5時間)の睡眠が理想とされています。
寝不足だけでなく、寝すぎもNG!
「平日にあまり寝ていないから…」と、週末に昼まで寝ている人も多いのではないでしょうか?
しかし寝すぎはかえって体調不良や生活習慣病のリスクを高め、睡眠の質も下がってしまいます。
大切なのは「睡眠時間」よりも「睡眠のリズム」。毎日できるだけ同じ時間に寝て、同じ時間に起きることを意識しましょう。
睡眠不足がもたらす勉強への悪影響
十分な睡眠が取れていないと、以下のようなリスクが出てきます。
- 記憶の定着がうまくいかない(勉強しても覚えられない)
- イライラや不安感が強くなる(精神的な不安定さ)
- 体調を崩しやすくなる(風邪や腹痛など)
つまり「寝ないで勉強する」は最も非効率な学習法なのです。
睡眠を整えて、1ヶ月後の定期テストで結果を出そう!

今の時期から生活習慣を整え、毎日の睡眠の質を上げることが、1ヶ月後の定期テストで結果を出すためのカギになります。
ぜひ今日から、
- 寝る時間と起きる時間を固定する
- スマホやゲームの使用時間を決める
- 寝る前の30分は画面を見ない(ブルーライト対策)
など、自分なりの睡眠習慣の見直しに取り組んでみてくださいね!
【まとめ】
- 睡眠は記憶の定着に直結し、勉強の効果を左右する
- 理想は6〜7.5時間の安定した睡眠
- 寝不足も寝すぎも学習効率を下げる
- 睡眠の乱れは5月病にもつながる
- 生活習慣を見直して定期テストに備えよう!