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成績が上がる人の“勉強ノート”はここが違う!今日からできる3つのコツ

勉強する生徒の手元のアップ2

「ノートをちゃんと取ってるのに、テストで点が取れない…」
そんな経験、ありませんか?実は、成績が上がる人とそうでない人の違いは、“ノートの見た目”ではなく“ノートの使い方”にあります。

どんなにきれいに書いても、あとで見返さなければ意味がありません。一方で、“自分の頭で考えながら書いたノート”は、勉強の理解度をぐんと上げてくれます。成績が伸びる生徒たちは、ノートを「書くためのもの」ではなく、「考えるための道具」として使っています。

今回は、そんな生徒たちが実践している成績が上がる“勉強ノート”の3つのコツ を紹介します。今日からできる工夫で、あなたのノートが“成績を伸ばすノート”に変わるかもしれません!

目次

「勉強ノート」が“成績”を左右する理由

勉強する女子中学生

「ノートを取ること」は、勉強の基本中の基本。でも、ただ“書くだけ”では成績は上がりません。本当に伸びる人は、ノートを「記録」ではなく「理解を整理する道具」として使っています。

ノートは「書く」より「考える」ためのもの

授業中に先生の話を一生懸命書き写すだけでは、頭の中に情報が残りにくいですよね。大切なのは、“なぜそうなるのか”を自分で考えながら書くこと。

人の話を聞くだけの勉強よりも、自分の手を動かしてまとめる方が記憶に残りやすい、という研究結果もあります。つまり、“書く”という行為そのものが、脳を活性化させてくれるのです。

【ポイント】
ノートを「写すため」に使うのではなく、「理解を整理するため」に使うと、記憶が定着しやすくなる。

「あとで見返せるノート」こそ意味がある

テスト勉強でノートを見返したとき、「どこが大事だったか分からない」「まとめすぎて読む気がしない」なんて経験はありませんか?

それは、“あとで使うこと”を意識していないから。ノートは“その瞬間”より“あとでどう使うか”の方が大事です。授業ノートをもとに復習したり、テスト直前に要点を確認したり。“使えるノート”を持っている生徒は、勉強の効率がぐんと上がります。

「まとめる」より「使う」ノートへ

「ノートまとめ」は大切ですが、きれいに書くだけでは成果にはつながりません。大事なのは、「何を書いたか」よりも「そのノートをどう使ったか」。

成績が上がる生徒のノートは、見た目よりも「考えた跡」があるノートです。余白にメモがあったり、疑問に“?”が書かれていたり、間違えた箇所が線で訂正されていたり。そうした“思考の跡”こそが、学力の証なのです。

ノートを「理解を深めるためのツール」として使えるようになると、自然と勉強の質が上がり、テストでも実力を発揮できるようになります。

次は、実際に成績が上がる人が実践している「勉強ノートの3つのコツ」を紹介します。

成績が上がる人の“勉強ノート3つのコツ”

ノートを取る生徒

「ノートの取り方で、そんなに差がつくの?」と思うかもしれません。でも実は、ノートの使い方を少し変えるだけで、勉強の質がぐんと上がるんです。

成績が上がる生徒たちは、ただ授業を書き写すのではなく、「どうすればあとで見返しやすいか」「どこを復習すべきか」を考えながらノートを使っています。その違いは、ほんの小さな工夫から生まれます。

今回は、今日からマネできる “勉強ノート3つのコツ” を紹介します!どれも特別な道具はいりません。ノート1冊で、あなたの勉強が変わります。

① 「授業用ノート」と「復習用ノート」を分ける

成績が上がる生徒がまずやっていること――
それが 「授業用」と「復習用」ノートを別にすること」 です。

授業中は、どうしても先生の説明を追うのに精一杯。黒板を書き写すだけで終わってしまい、あとで見返すと
「これ何の話だっけ…?」
となること、ありますよね。

だからこそ、授業ノートは“記録するノート” と割り切ってOK。本当に大事なのは、授業後に自分の頭で理解を整理する “復習ノート” の方です。

② 復習ノートは「自分の言葉」で書く

復習ノートでは、先生の言葉をそのまま書き写すのではなく、
自分の言葉で説明できるか を意識します。

例えば、

  • “なぜそうなるのか”をひと言メモ
  • 例題を自分で作って書く
  • 疑問点に「?」をつけて後で質問できるようにする

「理解しているかどうか」を確かめながら書くので、自然と“考える勉強”にシフトします。

③ 授業ノートと復習ノートを分けると何が変わる?

  • 情報が整理されて覚えやすい
  • テスト前に見返すのがラク
  • 「わかったつもり」を防げる
  • 勉強の質が一気に高まる

授業でのインプット → 復習ノートでのアウトプット。この流れをつくるだけで、理解度がぐんと変わります。

今日からできる簡単ステップ

  1. 授業ノートはそのまま活かす(書き写すだけでOK)
  2. 授業後15分だけ時間を取り、復習ノートに要点整理
  3. 疑問点をまとめてチューターや先生に質問

小さな積み重ねですが、これを習慣にできる人は確実に成績が伸びます。

「間違えた問題ノート」を作る

勉強する生徒の手元のアップ

テストやワークで間違えた問題をそのままにしていませんか?実は、成績が伸びる生徒ほど「間違い」を宝物にしているんです。間違えた問題こそ、「自分の弱点」が一番ハッキリわかる材料。この弱点をノートにまとめておくと、同じミスを確実に減らせます。

なぜ「間違えた問題ノート」は成績アップにつながるの?

理由はシンプル。
“次に同じミスをしない仕組み”ができるから。

例えば、

  • うっかりミス
  • 単語の覚え不足
  • 解き方の理解不足
  • 注意力不足
  • 計算の順番間違い

これらは「気をつけよう!」と思うだけでは改善されません。でもノートにまとめて 可視化すると、弱点が克服しやすくなります。

間違えノートの具体的な書き方

難しく考える必要はありません。この3つを書くだけで充分です!

  • 問題を書く(またはコピーを貼るだけでOK)
    → 書くのが面倒な人は切り貼りでOK!
  • ミスの原因を書く
    → 例:「単位を書き忘れ」「分配の順番を間違えた」「読み違え」
  • 次にどうすれば解けるか、一言メモ
    → 例:「□の前はマイナスに注意」「まず図を書く」

「長く書かない」「自分が後で見ればわかるレベル」で充分です。

間違えノートを続けるコツ

  • 分野ごとにページを分ける
  • ★マークで“よく間違える問題”を目立たせる
  • テスト前はこのノートだけ見る
  • ノートは1冊に全部まとめる

間違えノートはまさに “自分専用の弱点攻略本”。これを持っている生徒は、確実に成績が伸びています。

成績が伸びる生徒の共通点

  • 間違えを「放置しない」
  • すぐにノートへまとめる
  • テスト前に弱点をピンポイントで確認
  • “わかったつもり”を作らない

つまり、このノートを作る習慣こそが、勉強を「作業」から「成長」へ変えてくれるのです。

見た目より「使いやすさ」重視!

楽しそうに勉強する女子生徒

ノートをまとめるとき、つい“きれいさ”を追求してしまう人はいませんか?カラフルなペンでかわいく仕上げたり、図や文字をそろえたり…。

もちろん、それが楽しくて続けられるなら良いのですが――
“きれいに書くこと”が目的になってしまうと、勉強の中身が頭に残らなくなることがあります。

大事なのは、「あとで見返したときに理解しやすいノート」=“使えるノート”であること!

きれいさより「使いやすさ」が大事な理由

  • テスト前でもすぐに要点を見つけられる
  • 重要ポイントが一目でわかる
  • 間違えたところを後から書き足せる
  • ノートづくりに時間をかけすぎない

見やすい・使いやすいノートほど、勉強のスピードと質が上がります。

今日からできる「使えるノート」の工夫

難しいテクニックはいりません。むしろ、「シンプルさ」が大きな武器になります!

  1. 重要語句だけ色を変える
    → “全部カラフル”は逆に見にくい!
    → 赤ペン+赤シートだけでも十分効果的。
  2. 左ページは説明、右ページは問題
    → 自作プリントのように使えて復習しやすい。
  3. ③ 余白を残す
    → あとで気づいたポイントを書き込める。
    → 難しかった問題の補足もすぐ書ける。
  4. ④ 日付・ページ番号を必ず書く
    → テスト前の復習で圧倒的に探しやすい!

「ノート=作品」ではなく「ノート=道具」

SNSでよく見るような“おしゃれノート”を作る必要はありません。成績が伸びる生徒のノートは、むしろシンプル。大事なところが目立っていて、復習しやすい構造になっています。

ノートは「きれいに作るもの」ではなく“自分の成績を上げるためのツール”です。

使いやすいノートが作れるようになると、勉強の効率もぐんと変わります!

櫻學舎流ノート活用のすすめ

勉強する女子高生

櫻學舎では、ノートをただの“記録”として扱うのではなく、「理解を深めるためのツール」として活用しています。チューター面談や授業の中で、生徒のノートの使い方を一緒に確認しながら“書いて終わり”ではない“使えるノート”づくりをサポートしています。

ノートは「学びの鏡」

ノートを見ると、その生徒がどのように勉強しているかがすぐにわかります。

  • どこでつまずいているのか
  • 何が理解できているのか
  • 復習がどれくらいできているのか

ノートは、その生徒の“学習の軌跡”であり、学びをより良い方向に変えていくための“鏡”の役割を果たします。

チューター面談でノートを使って「理解」を一緒に確認

櫻學舎では、週1回のチューター面談で必ずノートを開きます。

  • 疑問点に“?”がついているか
  • 間違った問題を自分で整理できているか
  • 復習用ノートにまとめが書けているか

こうした部分を一緒に確認しながら、次の1週間で何をどう勉強すべきかを明確にしています。

“なんとなく”勉強するのではなく、考えて、まとめて、実践するというサイクルができるように導きます。

ノートを「成績アップの基盤」にするために

櫻學舎が大切にしているのは、「自分で学びを管理できるようになること」です。そのために、ノート活用で大事にしているポイントは次の3つ。

  1. 授業で学んだことを整理する力
  2. 間違いをそのままにせず改善する力
  3. 理解度を自分で確かめながら勉強する力

この3つが揃うと、ただノートを取るだけの勉強から“考える勉強”へと進化します。

ノートが変われば、勉強が変わる

櫻學舎では、どの生徒でも「使えるノート」が作れるようにカリキュラムや指導の中で継続的にサポートしています。ノートが整い、復習習慣が身につくと、勉強効率もテストの点数も大きく変わっていきます。

ノートは「勉強の土台」。その土台をしっかりつくることで、成績アップがぐっと近づきます。

まとめ|ノートは“書くため”ではなく“伸ばすため”に使おう

ノートは、ただ授業を書き写すための「記録」ではありません。本当に成績が上がるのは、ノートを“自分の理解を深める道具”として使えるようになったときです。

今回紹介した3つのコツ――

  1. 授業用と復習用を分ける
  2. 間違えた問題ノートを作る
  3. 見た目より使いやすさを重視する

どれも特別なテクニックではなく、今日から誰でも始められる小さな習慣です。けれど、この“習慣の差”が、テスト本番で大きな差になります。

ノートは「書いて終わり」ではなく、“何度も見返して、理解を深めていくためのもの。自分の頭で考えながら書くことで、勉強の質は驚くほど変わります。

櫻學舎では、ノートを使って
「わかる → できる → 得点につながる」
の流れを作れるよう、チューター面談や授業でしっかりサポートしています。

あなたのノートが変われば、勉強が変わり、結果も変わっていきます。今日からぜひ、“使えるノートづくり”を始めてみてください!

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この記事を書いた人

櫻學舎は仙台市とさいたま市の定額制個別指導塾です。代表は大手個別指導塾で講師として指名・授業数5年連続No.1。東北大・慶應医学部・上智・学習院など、難関校への合格者を多数輩出。教育現場での知見をもとに、より実践的な学習情報をお届けしています。

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